宮前公園・尾久図書館にて、関東大震災100年防災体験イベントを行いました！

　関東大震災から100年の節目として大規模災害への備えや、防災の重要性を改めて考える機会を提供するため、荒川区と尾久消防署が共催で防災イベントを実施しました。当時の被害状況に関する資料展示や起震車による地震体験等を行い、参加者に地震の怖さを体感してもらうとともに、震災への備えや初期消火等の重要性を訴えました。

　また、尾久図書館では9月9日（土曜）まで、関東大震災100年の特集コーナーにて、関東大震災や防災に関する図書や資料の展示を行っています。

当日の様子

　このイベントは、宮前公園と尾久図書館の2会場で、尾久図書館の多目的室から公園につながる扉を全開にした開放的な雰囲気の中、行われました。

　宮前公園では、荒川区が所有する起震車を活用して、関東大震災時の揺れを体感する「地震体験」と、大地震時に想定される延焼被害を防ぐため、水消火器を活用した「初期消火体験」が実施されました。

　起震車で地震体験をした参加者は、「震度7の揺れは想像以上で、全く身動きが取れなかった」「改めて地震の怖さを体感する良い機会になった」などと話してくれました。

　尾久図書館では、関東大震災時の様子を伝えるDVDの上映や写真の展示のほか、所蔵する関東大震災や防災関連の書籍を紹介しました。当時の被害状況を伝える資料を通じて、地震の怖さとともに震災への備えの重要性を訴えました。

担当者のコメント

　関東大震災から100年という機会を捉え、地震の怖さと震災への備えや初期消火等の重要性を認識していただくために開催しました。
　震災はいつ来るか分かりません。引き続き、家具類の転倒・落下・移動対策等の災への備えを行うとともに、いざという時に慌てず行動できるよう、日頃から地域の防災訓練に参加し、消火器の使い方等を再確認しておきましょう。