9月補正

荒川区はこの度、当初予算編成後に生じた新たな財政需要等に対応するため、補正予算を編成しました。
一般会計補正予算及び2つの特別会計補正予算で合わせて、5,732,332千円増額する補正予算が、令和3年度荒川区議会定例会・9月会議において、9月16日に可決されました。

一般会計補正予算（第4回）補正予算額　4,358,760千円

1　自宅療養者に対する療養支援　234,479千円

自宅療養者への健康観察を専門で行う看護師チームを新たに配置するとともに、療養者の状態に応じた訪問看護ステーションによる対応や、区医師会との連携・協力のもと、自宅に居たまま必要な薬を処方できる体制を整えるなど、きめ細かい療養支援を行います。

2　自宅療養者救急相談事業　127,077千円

自宅療養者の容態急変に対応するための救急相談について、平日・休日いずれも24時間対応に充実を図るとともに、新たにオンライン診療にも対応するなど、相談体制を拡充の上、実施します。

3　自宅療養者に対する物資の支援　9,239千円

自宅療養者が必要とする食料等について、療養者のニーズに合わせ、これまで以上にきめ細かく、かつ、迅速に自宅に届けることができるよう、配送体制を充実し実施します。

4　病床確保協力金支給事業　156,880千円

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の現状を踏まえ、区独自に確保している入院患者用の病床について、一人でも多くの区民が入院できるよう、20床に増床の上、実施します。

5　新型コロナウイルス相談事業　53,499千円

感染が疑われる方や濃厚接触者等の相談に的確に対応できるよう、現行の相談体制を拡充の上、実施します。

6　新型コロナウイルス感染症PCR検査事業　31,350千円

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴うPCR検査件数の増加により、経費に不足が見込まれるため補正します。

7　新型コロナワクチン接種事業　1,834,522千円

新型コロナワクチン接種において、希望する全ての区民の接種が完了できるよう、体制を整え実施します。

8　新型コロナウイルス医療費　153,016千円

新型コロナウイルス感染症の感染者数増加に伴い、入院等の患者の医療費について不足が見込まれるため補正します。

9　基金積立金　1,258,698千円

令和2年度決算の確定に伴い、決算剰余金を基金に積み立てます。

10　予備費の増額　500,000千円

長期化する感染症の状況や経済動向を踏まえ、引き続き必要な対策を機動的に講じていくため、予備費を増額します。

国民健康保険事業特別会計補正予算（第1回）

1　令和2年度決算の確定に基づく精算処理　416,042千円

令和2年度決算の確定に伴い、国庫支出金等に係る償還金及び一般会計への繰出金を補正します。

介護保険事業特別会計補正予算（第1回）

1　令和2年度決算の確定に基づく精算処理　957,530千円

令和2年度決算の確定に伴い、国庫負担金等に係る償還金、一般会計への繰出金及び介護保険給付準備基金への積立金を補正します。

関連PDFファイル

令和3年度荒川区一般会計補正予算書（第4回）、国民健康保険事業特別会計補正予算書（第1回）及び介護保険事業特別会計補正予算書（第1回）（PDF：1,162KB）