トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 令和5年度定例会 > 11月会議 > 子どもと親の健康増進策及び南千住駅周辺の街づくり策について 若林由季(自民党・次世代)

更新日:2024年1月29日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

ここから本文です。

子どもと親の健康増進策及び南千住駅周辺の街づくり策について 若林由季(自民党・次世代)

若林由季議員

若林由季(自民党・次世代)

子どもと親の健康増進策について

区では、生後6か月から小学校就学前の慢性疾患や障がいのある子どもに対し、インフルエンザ予防接種費用の一部を助成しているが、助成対象外の子どもは全額自己負担となり、家庭の大きな経済的負担となっている。23区では半数以上の区で13歳未満の子どもの接種費用助成を行っており、区民の健康を守るためにも、予防接種助成対象者の拡大を強く要望するが、区の見解を問う。

新たな経鼻弱毒性ワクチンが来年度に発売予定となったことや、昨今の物価高騰による家庭の経済的負担の増大等を総合的に判断し、来年度、小児の助成対象範囲を拡大したいと考えている。併せて、小児インフルエンザワクチンの助成を実施する自治体へ財政支援を行うよう国や都に要望していくとともに、感染対策について引き続き周知を行う等、感染予防対策に取り組んでいく。

我が党ではこれまでも若い層への健康診断等の拡大について要望を行ってきた。生活習慣病予防や感染症予防に効果的とされる歯の健康について、区が改訂作業を進める健康増進計画でも取り上げ、若い世代への健診の拡大等、積極的に事業を推進する必要があると考えるが、区の見解を問う。

次期計画では、20歳、25歳、30歳、35歳の歯科健診を新たに開始し、定期健診のきっかけをつくり、歯周病の早期発見と重症化予防に取り組みたいと考えている。今後も各関係機関と連携しながら、区民の口腔ケアに関するリテラシーの向上について引き続き努めていく。

補助第331号線整備に伴う南千住駅周辺の街づくりについて

広域避難場所である都立汐入公園一帯は、非常に防災性の高い安全な街区であるものの、これまで駅西側地域からそこへ至る経路は鉄道によって遮断されていた。避難道路として、東西地域を結ぶ補助第331号線は極めて重要な役割を担う路線であると考えるが、当該道路の整備による防災性向上の効果について、区の見解を問う。

補助第331号線は、木造住宅が密集する南千住5丁目・7丁目地区から汐入公園一帯への鉄道によって遮断されない避難路として、また、人々が安全に移動するための地域交通の軸として、極めて重要な役割を担うものであると認識している。防災上の整備効果の高い補助第331号線の一刻も早い開通に向け、鋭意努力していく。

今後車両通行止めとなる南千住駅前の中道区道を歩行者にやさしい道路にするほか、沿道でのマルシェ等の開催で賑わいを創出することや、西口に交番、東口のドナウ広場にオープンカフェ等を設置し、区民が憩える広場になるよう要望する。補助第331号線の開通による駅前の更なる賑わいについて、見解を問う。また、常磐線南千住駅の新改札口開設に向けた取り組みを再度要望する。

中道区道については、歩行者が滞在する空間への転換を図るため、歩きやすい道づくりの検討を進めている。また、補助第331号線の開通に伴い、道路の利用形態が大きく変わる可能性があることから、ドナウ広場の活用方法も考えていく必要がある。中道区道がドナウ広場とともに南千住駅東側の周辺の賑わい創出に寄与できるよう、効果的な活用方法について鋭意検討していく。

「汐入さくら」を中心としたコミュニティバスの存続を図るためにも、徹底的な路線の見直しが必要である。利用者の利便性を高めるため、補助第331号線開通に伴う汐入地域と荒川方面の直通ルートの開通を提案する。また、無人自動運転バスを運行している自治体もあり、汐入地域でも自動運転によるコミュニティバス運行の可能性を検討する価値があると考えるが、区の見解を問う。

これまでも京成バスとの間でルート等の変更について協議してきたが、バス業界における慢性的な運転手不足等の課題があるため、課題解決に向け、引き続き協議・検討していく。自動運転については、各地で実証運行が始まっており、汐入地域は安全な走行環境が整備しやすいため、自動運転の導入に適していると認識しており、導入の可能性について研究を進めていきたい。

その他の質問項目

  • 子育て・教育施策について

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

議会事務局

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎5階)

電話番号:03-3802-3111(代表)

ファクス:03-3803-8887