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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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地域活動の充実と観光振興について 鳥飼秀夫(自民党)

鳥飼秀夫議員
鳥飼秀夫(自民党)

地域活動の充実について

荒川区の地域コミュニティの核は町会であり、最近では、働き盛りの若い世代が参画し、様々なアイデアや意見を取り交わしている町会もある。地域の町会ごとに様々な課題がある中で、町会が主体となってアイデアを出して、地域の人的資源であるPTAや父親の会、NPO等といった団体と手を携えて解決を図るなど、地域のアイデアを形にする仕組みづくりができないだろうか。区の見解を問う。

町会・自治会の皆様の経験と実績に基づく、地域発のアイデアを形にすることは、極めて有意義で、地域の課題解決や活性化にもつながるものである。また、PTAやNPO等の様々な団体と協働することで相乗効果を生み、より良い取り組みになることが期待される。区としても、地域のアイデアを実現すべく、相談体制や助成制度の充実、他の地域にも波及させる仕組み作りなど、予算配分も含めて総合的な支援策を更に充実させていく。

住民自らが、日頃から意識的に清掃に取り組むことは、地域住民の結束力を高め、地域コミュニティづくりにも効果があるほか、防犯の視点からも大きな役割を果たしている。こうした清掃や美化の活動を区内全域に広げることはできないか。また、町会だけでなく区内事業者にも美化活動へ協力してもらうために、参加した事業者等にインセンティブを与えるような仕組みも必要と考えるが、区の見解を問う。

区では、5月30日を「環境美化の日」と定め、その前後一か月を環境美化推進月間として美化推進キャンペーンを実施している。今後も、清掃や美化活動に参加できる機会をさらに増やし、区内全域に広げていく。また、事業者が環境に関わる様々な活動に率先して取り組める仕組みを構築することは大変重要であり、顕彰等も含め、事業者が環境への関心を高めていただけるような枠組みを今後検討していく。

観光振興について

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を2年後に控え、年々増加する訪日外国人に、区の街に触れ、楽しみ、満喫してもらう仕掛けを本格的に検討する時期に来ているのではないか。最近の傾向では、「経験や体験」への消費に人気が集まっているが、区のインバウンド戦略について、区の見解を問う。

区では、外国語対応が可能な観光案内所の設置や、外国人向けの日本文化体験や商店街ツアーなどを実施している。今後も東京オリンピック・パラリンピックを好機と捉え、区の特徴を生かして、観光の利便性を高め、より多くの外国人に訪れていただけるよう、引き続き体制整備と情報発信に努めていく。

区では、俳句のまち宣言をして以降様々な俳句事業を行っており、俳句ポストを前に俳句を詠む子どもたちの姿も見られるようになった。来年は、奥の細道紀行330周年にあたる年である。矢立初めの地である荒川区として、この節目の年に国内外の多くの人に楽しんでもらえる取り組みを推進するべきと考えるが、区の見解を問う。

奥の細道紀行330周年の来年には、区としても、外国人観光客向けの俳句PR動画の作成を始めとして、新たな事業の取組や、既存事業の拡充を検討している。奥の細道紀行330周年を機に、より多くの方に俳句のまち荒川を知ってもらい、さらに訪れてもらえるよう、積極的に事業展開をしていく。

その他の質問項目

  • 行財政改革について
  • 東京女子医科大学東医療センター移転後の計画について
  • ゆいの森あらかわのさらなる事業の充実について

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