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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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ゆいの森あらかわと女性の社会参加の促進及び人手不足対策を問う 若林清子(自民党)

若林清子議員の写真
若林清子(自民党)

ゆいの森あらかわを問う

我が党は、全国の図書館や文学館との交流・連携を提案してきた。そこで、ゆいの森あらかわと津村節子先生が特別館長を勤める福井県のふるさと文学館を「おしどり文学館」として交流を深め、連携を行ってはどうか。また、吉村昭先生と縁の深い自治体との交流の想定を問う。さらに、全国からの視察の受入態勢を問う。

福井県ふるさと文学館と「おしどり文学館」の協定締結に向けて具体的な連携の作業を進める。また、吉村昭先生ゆかりの自治体との連携は、全国連携プロジェクトを通じた展開等を考えている。視察受入については、ゆいの森あらかわを通して、荒川区の素晴らしさを全国へ発信していきたい。

我が党は、館内サインの重要性を強く主張してきた。館内全てのサインを更にメリハリのある分かりやすいものにすべきと考えるがどうか。また、館内のデコレーション等をより来館者にワクワクしてもらえるものとするよう要望する。

現在、サインは、図書館の分類法によらない独自の書架表示が好評だが、より一層分かりやすく魅力あるものとなるよう作業を進めている。また、エントランス等では今後、芸大等とも連携し、ワクワク感溢れる楽しい空間作りを工夫していく。

女性の社会参加の促進と人手不足対策を問う

女性の社会参加や活躍を推進することは、日本経済を押し上げる効果があると考える。区において取り組んできた女性の就労支援策とマザーズハローワーク日暮里を含めたこれまでの取り組みと成果、並びに今後の支援策について区の見解を問う。また、女性の社会参加促進には、待機児童問題の解決が不可欠であると考える。日暮里地域の老朽化施設の順次建て替え移転計画の中で、現東日暮里保育園移転後の用地でふれあい館と保育園の合築を検討してはどうか。また、旧真土小学校の解体後、広場として暫定利用してはどうか。

子育て女性等を対象とする相談窓口は2年間で123名が利用を開始し、キャリアアップ講座は2年間で52名が受講した。女性向けセミナーは2年間で延べ289名が参加している。29年度は、キャリアアップ講座を年5回に拡大し、ひとり親家庭等、再就職に困難を抱える方等のニーズに応え、女性の社会参加を積極的に支援する。また、ふれあい館と保育園との合築は今後検討していく必要があると考える。旧真土小学校解体後の区有地の広場等の暫定利用も引き続き検討する。

区には伝統的な技術を持つ職人が多く存在する。この魅力を発信し、若者が後継人材として育てば、区内中小企業の活性化に繋がる。深刻な人手不足に悩む企業を中心に、区ならではの効果的な支援が必要であると考えるが、区の見解を問う。

区内中小企業の人手不足には3つの取り組みが重要と考える。1つ目は生産性向上や効率化・省力化で、小規模事業者への設備投資補助金等を実施している。2つ目は女性や高齢者の就業の更なる促進で、特に子育て女性を対象とした相談窓口の開設等や子育て環境整備に努めている。3つ目は後継人材の確保にきめ細かなコンサルティングを実施した。今後は合同研修等にも取り組む。

その他の質問項目

  • 俳句のまち・あらかわの推進について
  • 資源循環型社会の実現に向けて
  • 災害時相互応援協定について
  • 就学援助について
  • 高齢者が生き生きと暮らすことのできる地域づくりについて

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