幼児運動講習や体力測定実施の取り組み及びコロナ禍における幼稚園・学校教員の支援について　山田晴美（維新・あたらしい党）

山田晴美議員（維新・あたらしい党）写真
山田晴美（維新・あたらしい党）

幼稚園における幼児運動講習や体力測定実施に向けた取り組みについて

問

　コロナ禍で、5月に予定されていた幼稚園の先生方を対象に幼児運動のあり方や意義に関する講習会が延期になった。子どもの体力低下が深刻な問題である今、中止された研修会の今後について、また、幼稚園での体力測定についての取り組み方針について、区の見解を問う。

答

　5月に予定していた、体力向上をテーマにした講演と実技研修は中止し、改めて実施に向けて調整を行っている。幼稚園児の体力測定については、文部科学省が実施している幼稚園向きの調査がないため、幼児の体力測定の種目を各園の運動遊び等に取り入れるなど工夫をしていく。私立保育園についても、指導員による体操教室等を実施し、幼児期からの体力増進に取り組んでいる。

コロナ禍における幼稚園・学校教員の支援について

問

　子どもを守るために必要なのは、親だけではなく、先生方がいかに健全な状態で子どもと接することが出来るのかが大切である。先生方の悩みやストレス、現場で起きている問題の情報収集も含め、各幼稚園、また、学校や施設などへの定期的な訪問の頻度や、人員体制について問う。また、専門家の有無や訪問の際に先生方との面談も行っているのか等、具体的な内容を問う。

答

　毎年、教職員のストレスチェックを実施しているほか、臨床心理士などに気軽に相談できる相談窓口も設置している。また、7名の指導主事が幼稚園・学校を訪問し、教職員とのコミュニケーションを図っている。さらに、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど専門家による助言等を行っているほか、スクール・サポート・スタッフの導入や部活動外部指導員の配置など、負担軽減に向けた取り組みを実施している。