トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 令和元年度定例会 > 11月会議 > 災害に強い街づくりと区職員の人材育成及び人材活用について 並木一元(自民党)

更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

ここから本文です。

災害に強い街づくりと区職員の人材育成及び人材活用について 並木一元(自民党)

並木一元議員の写真
並木一元(自民党)

災害に強い街づくりについて

洪水等の水害から荒川区を守るため、JR東北本線荒川橋梁周辺の対策工事については、来年の台風時期を見据え、早期の整備を国に要望すべきと考えるが、区の見解を問う。

橋梁周辺の工事は、鉄道への影響を考え慎重な施工となるが、区としても洪水の危険性を取り除く重要性は認識しており、着実かつ早期に工事の進捗が図られるよう、国に要望していく。

大規模水害時の情報伝達について、区民に的確な避難行動を促すため、情報発信の基準や方法等を再整理し、町会等とも連携した情報収集ルールを整備すべきと考えるが、区の見解を問う。

区民の混乱を招かない避難情報等の伝達方法について再整理するとともに、区民が正確な情報を適時収集できるよう、町会とも連携しながら伝達方法について再構築を図っていく。

震災への備えとして、木造住宅密集地域の改善を図るため、道路拡幅や建替え支援など防災街づくりを積極的に行ってきた。そのためには不燃化特区制度の延長は必須と考えるが、見解を問う。

災害に強い街づくりの推進には、多くの区民の理解や協力が必要で、長い時間を要することから事業の継続は必要不可欠と認識している。今後も制度の継続・強化を国や都に強く求めていく。

区職員の人材育成と人材活用について

今までの働き方を見直し、行政の効率化と区民サービス向上の観点から、AIやRPAを活用し、職員は人でなければできない仕事に注力するということが、これからの時代の流れである。他自治体の成功例を参考にしながら検討を進め、区においてもAIやRPAを導入するべきと考えるが今後の展望を問う。

多様化・高度化する区民ニーズへの対応には、AI等の先進的な技術の活用が重要である。システム導入にあたり、先進自治体の実態把握は非常に重要であり、現場視察やヒアリングを行い、事業の効率化や更なる区民サービス向上に向け、AI等の導入を積極的に進める。

AIには限界があり、行政課題が多様化・複雑化するなか、職員でないと為し得ない業務は多く存在する。これからの荒川区を支え、個々の能力を磨き続ける人材育成について見解を問う。

今後、AIを使いこなす力に加え、AIでは不可能な分野への対応力が職員には求められるため、研修体制もシフトさせていく。区民の幸せのために力を発揮できる職員の育成に全力で取り組む。

人材獲得競争が激化し、今後もさらに厳しくなる採用環境の中、将来にわたる区政運営の安定のためにも、優秀な人材を確保する必要があると考えるが、区の見解を問う。

人材確保の厳しさが実感されるなか、大学や予備校に出向き、区独自の説明会を開催するなど、荒川区の魅力や区が行う仕事を理解してもらう取り組みを進めている。区政を担う人材を確保するために、これまでの取り組みを更に充実させていく。

その他の質問項目

  • 児童相談所の開設に向けて
  • 東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

議会事務局議会事務局企画調査係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎5階)

電話番号:03-3802-3111(内線:3616)

ファクス:03-3803-8887