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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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子育て環境の充実と東京女子医科大学東医療センターの移転後について 菊地秀信(公明党)

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菊地秀信(公明党)

子育て環境の充実について

本年3月に、虐待を受けた5歳の女児が亡くなるという事件が都内で発生した。このような悲惨な事件を二度と起こさないために、児童相談所は、住民が心を開いて相談ができるように、イメージチェンジを図る必要がある。2020年に区が開設する児童相談所は、これまでの都の児童相談所との違いを示すモデルとなり、より区民に寄り添う施設という色合いを全面に出していくべきと考えるが、区の見解を問う。

区立児童相談所の設置に当たっては、これまでの取り組みに、子どもと家庭の状況を見極める専門的な視点と予防的対応を加えた「新しい児童相談体制」の実現を目指している。今後、区民の皆様への説明も丁寧に行い、本年3月に都内で起きたような痛ましい事件が起こることのないよう、区立児童相談所と地域の関係機関や協力者との連携を深め、本当に困った時に気兼ねなく相談できる環境の整備に向けて、全力を傾注していく。

子育て環境の充実については、育児の悩みに対応することに加え、子育ての負担や育児ストレスを軽減するという観点も欠かすことはできない。現在整備中の宮前公園に子どもたちが暑い夏でも思う存分外で遊べるスポットとして、水に触れることのできる親水空間をつくることで、親も大変助かると考えるが、区の見解を問う。また、汐入公園内にあるような大型アスレチック遊具の設置も効果的と考えるが、あわせて区の見解を問う。

宮前公園については、計画段階において関係機関との調整を図りながら整備を進めており、親水空間や大型アスレチック遊具については、子どもたちに人気のある施設であると認識している。このような視点から、親水空間としてのスーパー堤防の整備や、延長約三十メートルのローラーすべり台、アスレチック機能を有した複合遊具等を設置する予定となっており、今後も魅力ある公園となるよう鋭意取り組んでいく。

東京女子医科大学東医療センター移転後について

東京女子医科大学東医療センターの移転計画が発表された際には、子どもを持つ区民から多くの不安の声が聞こえてきた。これから、災害拠点病院の機能を有する新たな医療機関を誘致するに当たっては、地域の医療体制や区民の健康づくりにとって必要な機能が何かということなど、様々な角度から検討が重ねられることになると考える。その際には、子どもの救急医療体制の確保には十分配慮すべきと考えるが、区の見解を問う。

区では、子どもを安心して育てるためには小児医療体制の充実が不可欠であるとの認識のもと、その確保・拡充に努めてきた。子どもを持つ区民の方々から不安の声が上がらないよう、引き続き、子どもの救急医療体制を維持していく必要があると考えている。子どもの救急医療体制の確保など、区民の皆様に安心いただける機能を有する医療機関を誘致できるよう全力で取り組んでいく。

その他の質問項目

  • 教育改革の推進について
  • 高齢社会・人口減少社会への対応について

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