トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 平成30年度定例会 > 2月会議 > 日暮里駅南口の整備とインフルエンザ予防接種について 小坂眞三(自民党)

更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

ここから本文です。

日暮里駅南口の整備とインフルエンザ予防接種について 小坂眞三(自民党)

小坂眞三議員の写真
小坂眞三(自民党)

日暮里駅南口の整備について

日本のインバウンド需要がますます高まる中、東京の玄関口でもある日暮里駅にも、以前にも増して旅行客の姿を見かけるようになった。こうした状況を踏まえ、日暮里駅北口ではスロープが設置され、次は、エスカレーターの設置に取り掛かる段階と思われる。一方南口周辺については、新たな宿泊施設も開業し、ほど近い日暮里繊維街においても外国人観光客の姿が目立つようになっており、平成28年度定例会・2月会議において、「エレベーターの設置などのバリアフリー化を基本とした整備を2020年までに実施したい」との答弁があったが、その後の進捗状況はどうか。関係機関との協議が大変重要になると考えるが、利用者の利便性にもつながる日暮里駅南口のバリアフリー化の現状について、区の見解を問う。

日暮里駅南口に架かる紅葉橋については、これまでJR東日本及び京成電鉄と協議を重ね、様々な検討を行ってきた。その結果、このバリアフリー化整備を行うには、橋の一部を撤去し、仮設道路を設置する等の措置を講じる必要があることが明らかとなり、また、現在日暮里駅では様々な工事のため、利用者には迂回措置等の不便が生じている。こうしたことから、JR東日本より申し出があり、これまで以上に工事が輻輳することから、施工は延期せざるを得ないものと考えている。今後は、駅構内の整備状況を注視しつつ、引き続きJR東日本及び京成電鉄と協議を行っていくと共に、エスカレーター設置についても検討を行う等、バリアフリー化の実施に向け鋭意取り組んでいく。

子育て支援に手厚い荒川区・・・インフルエンザ予防接種について

今年は、インフルエンザが大流行しており、国は、手洗いやマスクの着用など予防を徹底するよう呼びかけているが、これだけ蔓延しているとそれだけでは不十分であり、インフルエンザ脳症のような重症化を防止するために、予防接種の利用を広く推奨する仕組みをとることはできないだろうか。予防接種を受けても完全に予防することは難しいことは理解しているが、仮に罹患したとしても、重症化予防だけでも十分意義があるのではないか。現状では、予防接種の費用による各家庭の経済的な負担は大きく、二の足を踏んでいる家庭も多い。様々な子育て環境の整備を先進的に実施してきた荒川区として、子どもに対するインフルエンザの予防接種費用の助成に向けた環境整備を推進していくべきと思うが、区の見解を問う。

子どものインフルエンザについては、ワクチンを接種しても完全に防ぐことができない、対策の難しい感染症であると認識している。そのような状況を理解いただいた上で、保護者の判断による予防接種を推奨しているが、経済的に困窮する家庭では毎年の接種を控えてしまうことも考えられる。接種経費の助成については、そのような家庭の経済的、心理的負担の軽減を図る観点からは一定の効果があると考えられる一方、対象者の範囲や助成額など課題がある。区としては、インフルエンザに罹患しないよう感染症予防策の十分な啓発、周知に努めていくとともに、費用助成については、予防効果の高い新たなワクチンが開発されるなど状況の変化を見据えながら、検討していく。

その他の質問項目

  • 31年度予算編成について
  • 東京女子医科大学東医療センター移転後の病院について
  • 公有地の取得について
  • 環境にやさしい乗物 都電を活かしたグリーンベルトについて

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

議会事務局議会事務局企画調査係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎5階)

電話番号:03-3802-3111(内線:3616)

ファクス:03-3803-8887