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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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子育て・教育の環境整備と防災、巨大地震時の対策について 斎藤泰紀(自民党)

斎藤泰紀議員の写真
斎藤泰紀(自民党)

荒川区独自の子育て・教育の環境整備をすべき

乳幼児、子どもへの教育の基本は家庭であるが、保育園等に対する支援と比較をすれば、在宅子育て家庭への行政の支援や優しさを感じることは難しい。子育てへの選択肢をより広げられる環境を再構築してはどうか。また、認可保育園と私立幼稚園の環境整備への支援には歴然とした格差が生じているが、区の見解を問う。

子育て家庭へのニーズ調査の分析と並行し、区として対応可能な取り組みを検討していきたいと考えており、今後も安心して子育てできるよう、支援策の充実に努めていく。私立幼稚園についても、国や都の状況を注視しつつ、要望を丁寧に聞きながら、支援の充実に向けて検討していく。

この4月から区立日暮里幼稚園で預かり教育が実施されることになったが、子育ての選択肢を広げていくためにも、更に預かり教育の実施幼稚園を増やしていく必要がある。そのためには、認証保育所の役割が更に重要となり、積極的な具体の支援が必要と考えるが、区の見解を問う。

認証保育所に対する支援について、今年度中に修繕費補助を開始する予定であり、ICT化に対する支援についても、予算の承認後、事業実施に向けた準備を加速していく。今後とも運営する事業者の声に耳を傾け、支援の継続に努めていく。

区では、児童、生徒が全員参加できる学校行事として清里と下田での移動教室があるが、課外活動や自然体験、他都市を訪問しての交流などは極めて価値のあることと考えている。宿泊体験を実施している小学校はあるが、今後、他の学校でも、体験と交流の環境整備に努めていただきたい。

これらの他都市での体験活動は、子どもたちが、大自然の中で心身ともに大きく成長する機会となるだけでなく、都市と都市との交流を促進する機会になると考えている。今後も、子どもたちの自然体験等の場を確保するとともに、他都市との交流を一層深められるよう取り組んでいく。

防災、巨大地震時の対策を早期に積極的に実施すべき

昨年、地域防災計画が改定され、その実効性を高めるため、「実施推進計画」を策定した。できるだけ時間を置かずに、真に具体にするためには、どうしていくのか。また、一定期間生活を余儀なくされる前提で、避難所のあり方、環境整備等の再構築を期待したいが、区の見解を問う。

実施推進計画については、庁内の連携体制を一層強化して対策を推進する。避難所については、避難者の負担を軽減できるよう教室やふれあい館等も活用してスペースを確保し、環境整備の検討を進めるとともに、災害時相互応援協定締結自治体による避難者の受け入れについて協議していく。

防災対策において、道路整備・公園トイレ整備は極めて重要である。区内道路を排水性に優れた道路に整備できないか。また、都市計画道路補助第193号線について、荒木田交番から西側は拡幅整備が決定したが、東側も同様に整備できないか。さらに、超節水型・災害時トイレを区内7地区に設置してほしいが、区の見解を問う。

排水性舗装については、今後整備する都市計画道路において、導入を検討していく。都市計画道路補助第193号線の尾竹橋通りから東側の区間の整備については、都や足立区と連携し検討していく。災害対応トイレについては、現在行っている実証実験の結果を検証しながら、区内各地域への導入の可能性について検討していく。

その他の質問項目

  • 区政経営と行政改革について
  • ワクワクする魅力を備えた施設づくりについて

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