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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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産業振興と環境推進の取り組みについて 服部敏夫(自民党)

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服部敏夫(自民党)

産業振興について

現代のSNS時代の環境を最大限生かし、区の魅力を更に多くの人に伝えられないか。今、観光客や消費者の行動の大きな決め手となっているのが口コミであり、内外の人が口コミを活用しやすい環境の整備を図ってはどうか。より戦略的に観光や商業等の情報発信の方法を考えるとともに、ホームページの多言語化など積極的に拡大していくことが重要と考えるが、区の見解を問う。

区では、来年度に迅速かつ手軽に観光情報にアクセスできるアプリの開発を計画しており、訪れた方が発信するSNSの情報が新たな観光客を呼び込む好循環を創出できるよう、積極的に施策を展開していく。また、現行の区公式ホームページでは、英語、中国語、韓国語の3か国語に対応しており、更なる多言語化について可能性を検討していく。

インターネットが普及し、情報の検索や共有の面で、Wi-Fiを使える環境は魅力的である。世界の観光地では広範にWi-Fiスポットが整備されていることから、訪日外国人から、街なかでの整備を求める声が多く聞かれている。区内においても、日暮里繊維街周辺やあらかわ遊園等、人が多く集まる場所にWi-Fiスポットを整備できないか。区の見解を問う。

Wi-Fiは外国人旅行客の利便性向上には欠かせないサービスとなっている。提案のあった日暮里繊維街は、日暮里駅構内の日暮里観光案内所と併せて整備を進めていきたいと考えている。さらに、(仮称)日暮里地域活性化施設やリニューアルするあらかわ遊園でのWi-Fiサービスの導入についても検討を行い、利便性の向上を図っていく。

環境推進の取り組みについて

環境配慮の取り組みの基本である3Rの派生形として、モノなどを共有して利用するシェアリングが一般化しつつある。そして、新しい動きとして、自転車を共有するシェアサイクルが、その手軽さにより、都市部を中心に急速に利用が拡大している。区内の自転車関連事業者へも配慮しつつ、環境にも優しいシェアサイクルの仕組みを導入することについて、区の見解を問う。

特別区等の全国の都市部においてシェアサイクルが一気に普及拡大している。区としては、シェアサイクルを導入することで、区民の利便性の向上のほか、まちの低炭素化にも貢献できると考えている。そのため、地元自転車関連事業者への配慮を行いつつ、地域特性を活かしたシェアサイクルの導入に向けた取り組みを進めていく。

昨年10月、資源の持ち去り行為に対する罰則を含めた条例改正を行うとともに、多方面への周知、啓発を行い、対策の推進に向けた体制整備を更に充実させた。一方で、資源価格の高騰があれば、持ち去り行為が増加するとの懸念の声も聞かれる。条例施行後、持ち去り対策についてどのような取り組みを行い、今後、実効性を高めていくためにどのように取り組んでいくのか。

昨年の条例改正で、登録事業者以外による資源の収集運搬を禁止し、違反行為に対して罰則を設けた結果、一定の抑止効果とともに、区民の資源や集団回収への関心が高まり、より詳細な持ち去りに関する情報が寄せられるようになった。警察等の関係機関と連携し、持ち去り行為の根絶に向けた取り組みを推進していく。

その他の質問項目

  • 荒川区版記念イヤーによる街づくり・人づくりについて
  • 清里高原ロッジの冬季利用について
  • 街の賑わいにつながる街づくりについて

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