議案の成立まで

所定の手続きを経て議会に提出された議案は、通常、委員会で審査され、その結果を参考にして、本会議で議決されます。議案の提出から議決までの流れは、概ね次のとおりです。

提出

議案は、区長、議員及び委員会が提出することができます。議員が提出する場合は、意見書、決議などを除き、議員定数の12分の1以上の賛成者が必要とされます。提出された議案については、本会議で内容や提案した理由について、提出者から説明があります。

審議

議案の内容などに関する審査は、原則として所管の常任委員会又は議会運営委員会に任されます（付託と呼ばれます）。ただし、特に急がれるものは、委員会審査を省略して本会議で議決することもあります。委員会での審査が終了したときは、委員長から議長に審査結果が報告されます。

議決

各委員会での審査結果が出ると、再び本会議を開き、審査結果を参考にしながら、議案を議決します。その結果、可決された議案が成立することになります。