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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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商業振興と荒川遊園について 菅谷元昭(自民党)

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菅谷元昭(自民党)

商業振興について

商店街は、近い将来、商店街としての機能を失ってしまうことが憂慮されるような状況にある。商店街は、区民の買い物の場だけでなく、地域のコミュニティの場としても欠かせない区の財産である。まちづくりや商店街の活性化の観点からも、商店街におけるまちづくりルールの策定に向けて、区として積極的に支援を行っていくべきと考えるが、区の見解を問う。

現在、日暮里中央通りの沿道において地域経済や地域コミュニティの活性化を目標とする地区計画策定に向けた取り組みが進められている。このようなルールの策定にあたり、大事な条件は、広く地元の合意形成が図られていることであり、区民主体のまちづくりが商店街の活性化につながるよう、今後も様々な支援を行っていく。

2019年10月に実施される予定の、消費税10パーセントへの引き上げに伴う小売店におけるレジの導入や改修、システム変更には国の補助制度も用意されているかと思うが、区としても必要な支援を行っていくべきではないか。また、税率の引き上げ後に想定される個人消費の落ち込みについても、国と歩調を合わせて、区として対策をとる必要があると考えるが、区の見解を問う。

区においては、レジや受注発注システムの改修・導入に対する補助を実施するとともに、事業経営の安定と効率化に向けた支援を行っている。これまで以上に周知徹底を図るとともに、きめ細かい訪問支援も行っていく。一方、個人消費の落ち込みへの対策の一つとして、プレミアム付き区内共通お買い物券の増額発行を検討していく。

荒川遊園の改修について

荒川遊園の改修にあたり、-1遊園全体の花・樹、植栽のデザインやサインの完全リニューアルはどのような内容か-2都電電停から遊園入口までの園路がワクワク感の醸成につながるものになるか、レトロなガス灯が誘うようなものになるか-3旧小台橋小学校跡地に整備される荒川遊園拡張地の内容はどうなるのか。これらの課題に対して、ガーデンデザイナー等に依頼することは極めて価値が高いと考えるが、区の見解を問う。

植栽及びサインについては、ガーデンデザイナー等の専門家の意見を求めるなど、取り組んでいく。都電停留所からの園路に沿って、ガス灯を模った街灯を設置したレトロな雰囲気づくり等、修景整備に努める。荒川遊園拡張地においては、自然体験の要素を含んだ遊具や休憩所等を設置し、魅力あふれる空間としていきたいと考えている。

リニューアルまでの2年強の準備期間の中で、これまで以上に、SNSや雑誌を始めとする各種メディア等を利用し、様々な手法でPRすることが必要と考える。また、リニューアルにより、これまでにも増して多くのお客様に遊園をより快適な形で満喫していただくため、これまでの管理・運営方法に捉われずに、最も適した方法を検討すべきと考えるが、区の見解を問う。

区としては、多様な媒体を最大限活用し、宣伝効果を最大限に高められるよう、広報戦略を検討していく。また、待ち時間を快適にお過ごしいただけるような工夫や、待ち時間の短縮につながる対応可能な取り組みも含め、来園者がより快適に荒川遊園をご利用いただける管理・運営方法について検討していく。

その他の質問項目

  • 大規模水害における被害を最小限とするための対策について
  • 障がい者が輝ける地域社会について
  • 教育相談の充実について
  • 読書を愛するまちの取り組みの推進について
  • 飼い主のいない猫対策10年間の総括について

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