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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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指定管理者制度と天王祭の荒川区無形民俗文化財登録・指定を問う 町田高(自民党)

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町田高(自民党)

指定管理者制度を問う

区は、実績評価を運営に反映させる等、随時見直しを行い、指定管理者制度の運営を行ってきた。一定評価するが、27年度の総合スポーツセンターの包括外部監査では、報告書類の不備、収支報告書の区分の不明確さ等、多くの指摘があった。このことは、実績評価や指定管理者制度自体の信頼低下につながりかねない。施設の特性を踏まえたルールを定める必要があると考える。また、施設の種別によって、指定管理以外の手法に切り替えも必要である。さらに、区内事業者育成の観点から、下請け等で区内事業者の活用を強く求める。また、直接施設の指定管理を受けられる事業者を区として支援・育成すべきと考えるがどうか。

区は、指定管理者制度を導入して以来、適切な制度運用のために、常に見直しを図ってきた。しかし、本部経費等のルールの明確化に関しては、昨年度の包括外部監査で厳しい指摘を受けた。この指摘を踏まえ、対応していくことが重要と考えており、検討を開始している。今後も制度の改善に努めるとともに、社会経済情勢の変化を踏まえ、最適な方法で施設運営が図れるよう取り組む。また、区内事業者の更なる活用や育成も課題の一つとして前向きに検討する。

天王祭の荒川区無形民俗文化財登録・指定を問う

素盞雄神社の天王祭は、古代から現代まで氏子により受け継がれ、区民に愛されている祭りである。戦時中は一時中断があったものの、戦後復興と地域再建のため大変厳しい環境の中で天王祭を復活された先人の強い思い、また、毎年一年間を天王祭中心に生活を送る老若男女、人々の天王祭に対する思いは大変強いものである。荒川区の良き伝統文化を後世に残し、将来の文化の向上発展に資するべく、天王祭を区の無形民俗文化財に登録・指定すべきと考えるが、区の見解を問う。

区では、平成26年度に「区内祭礼を中心とする伝統行事に係る文化財保護のあり方」について、区文化財保護審議会に諮問を行った。その答申を受け、平成27年度より祭礼等伝統行事の総合調査を開始した。昨年度は、素盞雄神社の天王祭本祭、本年度は天王祭陰祭と石浜神社の例大祭の本祭の調査を実施した。今後、文化庁の助言を受けながら文化的価値について検証し、祭礼等を中心とした伝統行事の文化財登録について鋭意進める。

その他の質問項目

  • 中小企業の販路開拓支援(産業展)について
  • 認知症施策の充実について
  • あらかわリサイクルセンター開設に伴い、清掃リサイクル事業の今後の取り組みについて
  • 地域振興について

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