国家戦略特区と永久水利深井戸の利用を問う　藤澤志光（改革の会）

藤澤志光（改革の会）

国家戦略特区を問う

問

先般、バスタ新宿が開業した。東京駅周辺の開発はいずれもバスターミナル関係である。区でも日暮里駅前のバスターミナルと放射11号線間の一体開発を行い、大規模な地下バスターミナルを備えた都市再生プロジェクトを考えてはどうか。

答

日暮里駅前の地上部にバスターミナルを検討した経過があるが、様々な事情から実現に至らなかった。地下バスターミナルの整備については、さらに多くの課題があると考える。区では今後、大規模なバスターミナルの運用動向を注視する。

問

広域から人が集まる国家戦略特区のエリアマネジメントに係る道路法の特例で認定されるイベントの拡大を図るべきと考える。汐入地域の道路で民間から広域的なイベントが提案されれば、区は支援すべきと考えるが、区の見解を問う。

答

汐入地域の道路を利用したイベント開催については、特区制度の活用について研究を行う。

永久水利深井戸の利用を問う

問

永久水利施設は、環境確保条例により「非常災害用等公益上必要と知事が認める揚水施設」となっており、運用は区の事務となっている。どのような状況で使用するのか区条例を作り、区民の合意を得るべきと考えるが、区の見解を問う。

答

深井戸の運用は、東京都環境確保条例に基づき、非常災害用であり、それ以外の利用は制限される。また、火災時は協定に基づき消防隊が使用できる。現行の都条例や協定等で十分運用できると考える。