更新日:2020年6月17日
あらかわ区議会
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藤澤志光(改革の会)
今後、平均寿命は長くなるが、これに伴い健康寿命も引き上げないと社会保障費は増大する。荒川区でも高齢者が増え、医療費の増大、寝たきりや認知症等の介護費の増大が懸念される。区の健康増進計画では、健康寿命の目標値を5年間で1歳引き上げるとの重点目標を掲げているが、達成率はどうなのか。また、平均寿命の延伸がどんどん進むと、健康寿命の目標値とのかい離が生じるが、その差を縮めるように新たな目標値を定めて、健康寿命の延伸を図るべきと考えるがどうか。
東京都健康推進プラン21に基づく調査によると、荒川区の健康寿命は、東京都平均より低い状況であり、目標値は達成していない。その理由の一つとして糖尿病予備軍の割合が高いことがあげられ、健康増進計画の重点目標として「糖尿病対策で健康寿命を延ばす」ことを掲げている。また、第6期荒川区高齢者プランにおいても、健康寿命の延伸を図り、活動的な高齢者を増やしていくため、介護予防事業の充実・支援をすることとしている。区は今後も様々な対策を着実に行い、健康寿命の延伸を引き続き目指していく。
地球温暖化の影響により、渇水が増えると予測されている。東京都の水需要は、冬の降雪が少ない場合においては、今でも夏の渇水期に取水制限を強いられている。猛暑期にプールの水使用が制限され、使用禁止となる場合でも、荒川区では震災対策で掘っている深井戸で対応できると考えるため、対策を検討すべきと思うがどうか。
深井戸については震災対策用の消火用水として設置が認められている設備であり、目的外にくみ上げて使用することは、東京都条例による規制の観点から難しいが、渇水で水使用の規制が行われる際などの対応に関しては、関係部署とともに調査研究する。
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