地区別事業概要　南千住駅周辺地区

　南千住地域は、隅田川沿岸という立地や旧国鉄清算事業団処分用地などを生かした大規模な開発が進められており、また平成17年8月24日につくばエクスプレスが開業したことにより交通の重要な拠点としての機能が高まっています。

　荒川区では、21世紀の新しい活力と魅力をつくり出す複合都心核を形成するため、住宅の整備や商業等機能を集積し、水辺を生かしたにぎわいのある街づくりを推進します。

南千住周辺事業位置図

南千住西口駅前地区

　つくばエクスプレスの開業や駅東側の開発と連携した一体的なまちづくりを進め、密集市街地の防災性を高めるとともに、地域の活性化を目指していきます。

　西口駅前地区の市街地再開発事業と併せて西口駅前広場の整備を行い、平成24年3月に事業が完了しました。また駅東側で整備された補助322号線を駅西側に伸ばし（補助331号線）、駅東西の交通を確保しました。

白鬚西地区（東京都施行）

　防災性の向上と居住環境を改善するために、東京都施行の市街地再開発事業が進められ、隅田川沿いという立地を生かし、公園と一体となった新しい街が形成されました。

南千住住宅市街地総合整備計画事業

　住宅市街地総合整備事業は、大都市等の既成市街地において、快適な住環境の創出、都市機能の更新、美しい市街地景観の形成等を図りつつ、職住近接型の良質な市街地住宅の供給を推進することを目的とし、公共施設の整備等を総合的に行うものです。

　南千住地区では、平成6年3月に大臣承認を受けた整備計画に基づき、住宅の建設や商業施設等の導入等と合わせて、道路や公園などの一体的な整備を行いました。