荒川区出身オリンピック金メダリスト北島康介氏による「子ども平泳ぎ水泳教室＆トークショー」を開催しました！

4月7日（日曜）、荒川総合スポーツセンターにて、荒川区出身でオリンピック金メダリストの北島康介氏による「子ども平泳ぎ水泳教室＆トークショー」を開催しました。

トークショーの様子

会場に北島康介氏が入場すると、大きな拍手で迎えられました。トークショーは、司会と同氏の対談形式で、生まれ育った荒川区での思い出や水泳を始めたきっかけ、選手時代の練習量などのお話しがありました。

オリンピックに出るまでの過程について尋ねられると、「小学生低学年の時にオリンピックに出たいという気持ちを抱いてから、常に目標を持って一生懸命練習に励んでいました。気持ちを持つことはもちろん、実現に向けて行動することが大事だと思います。」とコメントしました。

質問タイムでは、参加者からの質問に対して、練習への取り組み方や試合に臨む際の心の持ち方など、水泳に関する体験談やアドバイス等のお話しがあり、参加者は熱心に聞き入っていました。

また、アテネ五輪・北京五輪で獲得した平泳ぎ100メートル、200メートルの金メダルが展示され、参加者は偉業を成した証に感動している様子でした。

子ども平泳ぎ水泳教室の様子

北島康介氏とインストラクターのキタジマアクアティクスによる「子ども平泳ぎ水泳教室」では、プルブイ（水泳の補助道具）を使用したトレーニングや平泳ぎの上達に不可欠なキックの指導が行われ、子どもたちはひとつ上のレベルを目指して、真剣に元気よく泳いでいました。

水泳教室に参加した尾久小学校2年生の井原脩（いはら・しゅう）さんは「練習は少し大変だったけど、とても楽しかったです。先生から教わったことを活かしながら、これからの練習を頑張りたいと思います。」と話してくれました。

北島康介氏プロフィール

2004年アテネオリンピックでは100m・200m平泳ぎで金メダルを獲得。2008年北京オリンピックでも両種目で金メダルを獲得し、日本人唯一となる2種目2連覇を達成。2012年ロンドンオリンピックでは、4x100mメドレーリレーで銀メダルを獲得するなどオリンピックをはじめ、多くの国際大会で活躍。2016年4月のオリンピック選考会を最後に競技活動を引退。引退後は、東京都水泳協会の会長を務め、自身の冠大会「KOSUKE KITAJIMA CUP」を開催。また、2020年からはインターナショナル・スイミング・リーグ（ISL）のTokyo Frog Kingsのゼネラルマネージャーを務めている。