ナンバー12　尾竹橋公園とお化け煙突

昭和30年（1955）10月に完成した尾竹橋公園は、当時、区内で1番大きな公園として、人々の憩いの場となっていました。
その尾竹橋公園からは、対岸にそびえ立つ4本の煙突が見えました。これは千住火力発電所の煙突で、見る場所によって煙突が重なり合い、本数が1本、2本、3本に見える「お化け煙突」と呼ばれ、地域の人たちに親しまれていました。

工事中の尾竹橋公園（昭和30年）

昭和30年（1955）に撮影された、建設工事中の尾竹橋公園。4本の煙突がはっきりと見えます

完成後の尾竹橋公園

開園当時の尾竹橋公園。公園の横には隅田川が見えます