年頭にあたって（令和5年1月1日）

荒川区長

西川　太一郎

 

あけましておめでとうございます。区民の皆様におかれましては、新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年リニューアルオープンした、荒川区のシンボルであるあらかわ遊園は、連日、多くの親子連れの方等でにぎわっています。イルミネーションで彩る夜間開園も開始し、オープンから8か月で早くも約25万人の方にご来園いただきました。
こうした明るい話題もある一方、新型コロナウイルス感染症は、依然として収束の見通しが立たない状況にあり、また、エネルギー価格や物価の世界的な高騰は、区民生活にも大きな影響を及ぼしております。
区では、こうした状況を踏まえ、区民の皆様の暮らしを支え、区内事業者の経営を守るため、ワクチン接種の推進等の感染症対策や物価高騰等に対する各種緊急支援対策の実施等、必要な取り組みを機動的に実施して参りました。
今後も、区民の皆様にしっかり寄り添って、地域で安心して暮らしていただくための取り組みを迅速かつ的確に実施し、区民の皆様にあまねく幸福を実感していただけるよう、職員一丸となって全力で区政運営を行って参ります。区民の皆様におかれましても、一層のご理解とご支援をお願いいたします。
結びに、本年の干支のうさぎは、その跳ねる姿から「飛躍・向上」を象徴するといわれております。本年が区民の皆様にとって、飛躍の年となりますよう、心からお祈りし、年頭のあいさつといたします。