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5. スタジオ443 |
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はっぴいもーる熊野前から尾久橋通りをわたり、荒川第九中学校の方向へ歩いていきます。
その途中、不思議な建物を発見することでしょう。白い壁に、ヨーロッパ風の木造の窓。そのよろい戸は固く閉まっており、なんと男の子がその窓枠につかまって宙吊りになっています!
びっくりして近づいてみると、それは壁に描かれた絵なのです。いわゆる「だまし絵」が描かれているというわけなのでした。少年の絵の下には、彼を見上げている猫も描かれています。となりの壁には、「EXIT(出口)」と札が下がった大きな木の扉。思わず取っ手をつかんでしまいそうなリアルな筆づかいが素晴らしい出来栄えです。なぜこのような絵が描かれているのでしょうか?
「この絵は、東京ディズニーシーのファサードなども手がけた井上コウスケというアーティストの作品なんです。このスタジオを開くときに、彼がお祝いとして描いてくれたものなんですよ」と、スタジオオーナーの横村公政さんが種明かしをしてくださいました。
このスタジオは、長年建築施工管理士として活躍してきた横村さんが“老後のたのしみ”の一環として建てたレンタルスペースなのだそうです。奥様と続けている社交ダンスのために、踊りやすく作られた床や、踊りの形を見直したりできる大型プロジェクタなどを備えたこのスタジオは、そのためダンス関係者や音楽好きに大好評。いろいろなパーティーやイベントも多いそうです。ちょっとした町の名所になりそうなこのスタジオ、要チェックです。
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問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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