荒川ゆうネットアーカイブ
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荒川区再発見アートの街 荒川3「西尾久」

遊園前プロムナードその1 遊園プロムナードその2 あらかわ遊園内 笑う少女 空を見る少女 八幡堀モニュメント アンティークショップ 万里伊 アップルエンジェル

5. 八幡堀モニュメント
「八幡堀モニュメント」
  透かし彫りの一部
  モニュメント上部
 宝蔵院から尾久図書館の前を通り過ぎ、八幡神社へ向かう途中に、細長い児童公園があります。そこで目を引くのは、ひときわ高くそびえる透かし彫りの彫刻です。これが八幡堀モニュメントです。昭和60年、家から江戸の古地図を持ってきた3年生が、今はない古い川の跡を見出しました。その川はどこに行ったんだろう? 少年少女たちは近隣のお年寄りに話を聞き、古い本を調べ、ついに旧八幡堀を発見するに至りました。その努力をたたえて、地域の人々が作ったのがこのモニュメントです。郷土を愛する心の象徴として、 今日もモニュメントは光り輝いています。
ちょっと寄り道 阿部定事件
 昭和11(1936)年、日中戦争勃発のわずか2カ月前に、事件はこの荒川区尾久で起こりました。宿屋「満佐喜(まさき)」で男の絞殺死体が発見され、数日前から共に泊まっていた女の行方がわからないことから手配されました。女は死体の一部を持ち去っており、逮捕されたときも片時も離さなかったと伝えられます。女の名は阿部定、のちに昭和最大の猟奇殺人と呼ばれた事件ですが、動機を尋ねられた彼女は「死んでもいいほど愛していたから」と答え、愛にはさまざまな側面があることを広く世に知らしめました。
後に小説や映画化されるなど、未だ波紋を投げ続けています。
モニュメント上部 ●住所:西尾久3-6

問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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