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夏休みこども特集 シリーズ あの日の記憶-2 「戦争孤児」「東京大空襲」

 昭和16(1941)年12月8日に日本軍はハワイの真珠湾を攻撃し、政府はアメリカ、イギリスに宣戦布告をして太平洋戦争が始まりました。当初は戦勝気分に酔いしれていたものの、昭和17(1942)年には、早くも戦局にかげりがみえてきました。 1945(昭和20)年3月9日22時30分警戒警報発令、2機のB29爆撃機が東京上空に飛来しました。2機はその後、房総沖に退去したかに見えました。
 しかし人々が安心して休んだ10日0時08分、第1弾が投下、その後次々と飛来するB29爆撃機は344機を数え、本所、深川、浅草をはじめとする東京の下町にに2000トンに及ぶ焼夷弾(しょういだん)を落とし、おりからの風速30mの強風も加わって家も人も焼き尽くしました。その数は10万人以上と言われます。
 この戦禍で家族を失い、心に大きな傷を負った多くの戦争孤児が生まれました。
 今回の特集は、東京大空襲により肉親を失われた方に61年前の体験を伺いました。

※取材記事は平成18年8月現在のものです。

参考文献 ● 語りつごう平和への願い〜学童疎開墨田体験記録集〜/狩野光男氏が描く東京大空襲/目で見る荒川区50年のあゆみ荒川区史資料集1 荒川区企画部広報課

戦争体験者の話

 

 

戦争孤児としての辛苦を次世に伝えたい
星野光世さん

DATAでみる戦争

●荒川区の人口推移

グラフ

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平成18年8月掲載記事
問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)

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