トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 令和6年度定例会 > 11月会議 > まちづくりと子育て支援について 斉藤邦子(共産党)

更新日:2025年1月29日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

ここから本文です。

まちづくりと子育て支援について 斉藤邦子(共産党)

斉藤邦子議員
斉藤邦子(共産党)

まちづくりについて

西日暮里駅前再開発の税金投入額は増大しており、三河島北地区再開発では、転宅先の家賃が高過ぎて住まいの確保ができない等の相談が寄せられている。デベロッパー主導の後先考えない街づくりから脱却し、公的住宅建設、家賃補助、防災震災対策が最優先の街づくりに大きく転換することが必要であるが、区の見解を問う。

本事業は、補助金や負担金を活用するが、再開発事業を推進することを目的として予算化するものであり、他の事業に転用することはできない。また、再開発組合設立以降での区の持ち出しはないものと認識している。都市基盤の整備や賑わいの創出を目指し、準備組合とともに、再開発事業を推進していく。

区役所、区施設、病院、駅などを結ぶ地域公共交通について、必要な経費を区が負担して、区の責任で進めること。身近な交通手段の再構築について、区の見解を問う。

路線バスに限らない多様な交通手段を検討する必要があると考えており、現在、庁内での検討会の開催や関係事業者との意見交換を行っている。引き続き検討を進めていく。

銭湯不足解消のため、銭湯空白地域に区として公衆浴場設置を至急検討すること。また、ふろわり200は近隣区との相互利用ができるように、関係機関との調整を行うこと。

様々な支援策を実施しており、新たに公設で公衆浴場を設置する必要性は低いものと考えている。ふろわり200の相互利用については、区の公衆浴場組合及び近隣区と協議を進めている。

子育て支援について

小中学校の入学時には、標準服、運動靴、体操着、ランドセルなどの購入が必要となる。保護者負担軽減のため、小中学校の入学祝い金を来年度の入学に間に合うよう、補正予算を組むこと。

経済的理由により就学が困難なご家庭に対して、小中学校においてかかる費用の一部を援助しており、入学準備に要する費用についても入学式前に支給している。

粘土工作マットや副教材ドリル等、毎日の授業で児童生徒全員が必要なものや移動教室、修学旅行、卒業アルバム等の費用も保護者が負担している。給食費無償化に続き、来年度には、教材費等の学校徴収金の保護者負担ゼロに踏み切ること。

保護者負担の学校徴収金を公費で賄った場合、区財政に及ぼす影響は少なくなく、財源確保の必要性が課題となる。保護者負担の在り方や財政に及ぼす影響等を踏まえ、子どもたちの教育環境の充実をしっかりと図るべく取り組んでいく。

大学の学費値上げが大きな社会問題となっている。給付型奨学金対象拡大、大学・専門学校の無償化を政府に求めること。当面、区として奨学金返済支援や給付型奨学金制度を検討すること。

授業料等の値上げの動き以前から、国において、大学等の高等教育への支援を行っている。今後も国の動向を注視し、意欲ある若者の学びの機会の確保に、適切に対応していく。

その他の質問項目

  • 新区長の基本姿勢について
  • 住民福祉の向上と暮らし応援について
  • 「マイナ保険証一本化と新規保険証廃止」に伴う区民の不安を取り除くために

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

議会事務局企画調査係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎5階)

電話番号:03-3802-3111(内線)3616

ファクス:03-3803-8887