更新日:2023年11月19日
あらかわ区議会
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西川浩平(自民党・次世代)
町屋における主要幹線道路の一端を担っている旭電化通り(補助第193号線)の整備について、区では地域交通の円滑化等のため、道路の拡幅や無電柱化等を進めているが、事業の進捗状況と今後の見通し、周知について区の見解を問う。
現状の道路から南側に4メートル拡幅し、安全に通行できる環境を整えることとしており、現在、拡幅部分の用地取得率は約30パーセントとなっている。対象地区での看板設置等、積極的な周知を図りながら、早期の事業完了を目指していく。
町屋公園の大規模整備について、今後の見通し、周知を含め、現在の状況を問う。隅田川沿いの尾竹橋からあらかわ遊園にかけて整備されたテラスは尾久橋部分で分断されているが、橋を架けるなどして往来ができれば、さらに多くの区民が水に親しむ機会が得られるのではないか。区として、都に強く要望すべきと考えるが、見解を問う。
現在、民有地部分の用地取得を進めており、看板設置やチラシ等による事業周知に努めるとともに、地域の意見を聞きながら、積極的に整備に取り組んでいく。また、尾久橋通り付近のテラスについては、橋の下に雨水の放水路があるため分断されているが、将来的には連絡橋を設ける考えがあると都から聞いている。都に対し、沿岸の整備について、引き続き強く要望していく。
町屋地域における不燃化特区事業は令和7年度までの予定となっているが、災害時の危険度が高い現状を鑑みると、令和8年度以降も事業の延伸をすべきと考えるが、区の見解を問う。
道路拡幅整備や防災スポットの新設等により、状況は改善されてきた。今後、不燃化特区の期間延伸を都に要請していくとともに、制度の周知啓発に努め、災害に強い街づくりを推進していく。
防災に強い街づくりの観点から、地域住民の避難路及び緊急車両の円滑な通行を確保するために道路の拡幅は重要である。電線を共同溝に埋設し、無電柱化を進めることが有効な策と考える。町屋地域の無電柱化に向けた取り組みについて、現状と今後の見通しを問う。
町屋地域においては、補助第193号線を無電柱化優先整備路線として定めている。町屋2・3・4丁目地区の主要生活道路4路線についても、無電柱化推進路線としており、現在、道路拡幅のための用地取得を進めながら、事業の進捗にあわせて無電柱化整備に取り組んでいく。
不登校問題の解決には、子どもの些細な心の変化やSOSを見逃さず、早期に相談や支援に繋げる体制が必要である。子どもから直接相談できるアプリの導入等、他自治体の取り組みを参考に問題の解決を図るべきと考えるが、区の見解を問う。
アプリを活用した教育相談については、子どもたちにとって、相談しやすい環境づくりに資するものと期待される。各自治体の取り組みを参考にしながら、一人ひとりの状況に応じたきめ細かな対策を積極的に展開していく。
学童クラブにおいて、長期休暇の際、普段の給食同様に昼食提供があれば、児童の成長にもいい影響を与えられると考える。区で今年度実施した昼食提供のモデル事業での課題等をもとに、他自治体の事例も検討し、早期に長期休暇時の昼食提供を検討すべきと考えるが、区の見解を問う。
現在、今年度の夏期休業期間に実施した昼食提供のモデル事業で明らかになった課題を解決し、来年度の夏期休業から全学童クラブにおいて、お弁当給食を実施する方向で準備を進めている。区として、様々な面で保護者の負担を軽減し、子育て支援策の一層の充実に取り組んでいく。
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