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更新日:2023年8月6日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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区民の命と未来を少しでも守るために今備えるべきことと産業振興について 斎藤泰紀(自民党・次世代)

斎藤泰紀議員

斎藤泰紀(自民党・次世代)

区民の命と未来を少しでも守るために、今備えるべきことについて

災害に関する情報と現状を即座に収集・把握し、且つ、発信できる最新機器が整備された防災センターが必要である。新庁舎建設に直接関連するものであり、公共施設整備基金を、堂々と「新庁舎建設基金」として積み立て、長期に渡らないでいただきたい。区民・事業者・その他にも、広く建設資金のご寄付をお願いするべきと考えるが、区の見解を問う。

本庁舎の建て替えについては、現状分析や課題の洗い出し、施設規模等について検討を進めている。災害時の拠点としての機能強化は重要な視点であり、耐震性の確保や先進機器の導入等、災害対策本部機能の充実・強化を図る必要がある。庁舎建て替えを目的とした基金の積み立てと併せて、寄付についても検討を進めていく。

令和あらかわ病院が災害拠点病院として早期に指定されるよう区も支援すること、また、旧外来棟を早急に解体し、充実した検診機関として整備することを要望する。

都など関係機関との協議を重ね、災害拠点病院の早期指定に取り組んでいく。旧外来棟は、病院側から検診実施と建替検討の意向が示されており、区として対応策を早急に検討していく。

宮前公園第三期の整備について、大規模なインフラ整備や大規模備蓄倉庫、野戦病院化等の計画の進捗を問う。第一期、第二期の整備を踏襲することなく、魅力的な公園にするよう要望するとともに、開設予定まで待つのではなく、段階的な整備の実施に期待するが、区の見解を問う。

宮前公園第三期については、災害時における活動拠点として機能させるため、備蓄倉庫や医療救護活動に必要となる発電機等の整備を予定しており、平時におけるインクルーシブ遊具の導入や豊かな植栽のある空間の創出等、検討を進めている。また、工程を工夫するなどにより、部分的な開園についても検討していく。

交流都市については、災害時の相互救援と、特に子供たちの交流及び現地での体験が重要であると考える。交流都市との関係の再構築や関係を深めることについて、区の見解を問う。

教育・文化・スポーツを通した交流によって、より豊かな区民生活の実現やわがまちへの愛着の醸成を図ってきた。加えて、災害発生時の相互応援協定を締結し、実効性のある応援・受援体制の整備を進めている。日頃から顔の見える持続可能な関係づくりをより一層進めていく。

産業振興に関連して

様々な業種の新規事業を志す方の積極的誘致、創業後の更なる支援策が必要であり、具体の支援策を求める。また、設備投資は極めて重要であり、区内での創業が5年以上という補助要件は再考の余地があると考えるが、区の見解を問う。

区では、創業相談や創業支援融資、コワーキングスペース「ツムギバ」の運営等を実施しており、創業後も、伴走型の相談支援を継続するとともに、融資斡旋の実施等、経営基盤強化の支援も実施している。設備投資補助の要件である、5年以上の事業継続年数の緩和については、国や他自治体の事例も参考にしながら検討していく。

区内事業者ができる限り受注できるよう、全ての部署において要件や実績、その見直しも含めて洗い直し、更に努力することを期待する。

区内事業者のみを対象とした入札の実施等、受注機会確保に努めているが、今後も、発注方法や要件の設定等について検討し、区内事業者の受注機会の拡大と事業者育成に努めていく。

その他の質問項目

  • 子供の遊びや学びの環境整備等について

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