更新日:2023年8月6日
あらかわ区議会
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茂木弘(自民党・次世代)
条例でマンション建設を規制するには限界があることは承知しているが、これからの荒川区をどのような街にしていこうと考えているのか、区の見解を問う。また、マンションが増えることで、周辺住民と転入者が共存し住みやすい街にすることが必要だと考えるが、区の見解を問う。
区では地区計画を定め、周辺の住環境との調和を図ることを目指し取り組んできた。また、転入者に対しては、パンフレットの配付や事業者への指導等により町会加入の促進を図っている。今後も良好な住環境の確保と豊かな地域コミュニティの調和を目指し、まちづくりを進めていく。
小中学校は児童生徒数の増加が見込まれており、老朽化対策として建て替えも検討されている。児童生徒数の動向を見据えた建て替え計画とするべきと考えるが、区の見解を問う。
これまで、普通教室の整備や増設校舎の建設等、各校の実態に即した対応を行ってきた。今後も、児童生徒数の動向を可能な限り見極め、具体的な校舎建て替え計画の策定を図り、児童生徒の良好な環境整備に取り組んでいく。
区の用地取得では、相手のある話であり、区の適正価格を超えた交渉が難しいことは理解できるが、あらゆる手段を模索し、可能な限り粘り強く、用地取得に向けて取り組むことを求める。
これまでも積極的に土地所有者と交渉を行い、用地取得に努めてきたが、区が提示できる価格との乖離が大きく、取得が困難となる状況が発生している。区として、現状の枠組みの中であらゆる方策を模索し、粘り強く用地取得にあたっていく。
コロナ禍で外出する機会が減り、身体や脳の機能が低下した高齢者が増えている。高齢者が元気を取り戻すためにも状況に応じたフレイル対策に更に注力すべきと考えるが、見解を問う。
区では、コロナ禍によりフレイル対策の重要性がさらに増したことから、様々な工夫を凝らして各種取り組みを進めてきた。第9期高齢者プランの策定にあたり、関係部署・団体との連携を更に深めながら、地域のあらゆる資源を活用することで、必要な施策を強力に推進していく。
障がい者が地域で自立していくために、親なき後対策として、グループホームの誘致・整備や経済的自立に向けた支援が必要であるが、現状を問う。また、たんぽぽセンターの児童発達支援センターへの移行について、一刻も早い実現を求めるが、区の見解を問う。
グループホームの誘致・整備については、国や都に引き続き要望を行う等、早期実現に向け取り組んでいく。障がい者の工賃向上に向けては、共同受注等の取り組みを更に進めていく。また、たんぽぽセンターの機能拡充については、令和6年度の本格実施に向け、4月から相談窓口体制を強化し、併せて改修工事の実施準備を進めている。
たんぽぽセンターで実施しているペアレントメンター事業を小中学校の特別支援教室でも実施するよう要望する。また、保護者がスクールカウンセラーに相談しやすいように広報していくことも必要と考えるが、区の見解を問う。
ペアレントメンター事業を小中学校でも実施するという提案について、早速具体的な検討を進めていく。スクールカウンセラーによる保護者相談については、リーフレットや区ホームページ、学校便り等を通じて広く周知を図っていく。
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