更新日:2022年11月13日
あらかわ区議会
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宮本舜馬(次世代あらかわ)
区では、子ども家庭総合センターという名称で、従来の児童相談所のイメージを刷新し、外観も明るい印象を与えるものに作り上げたが、更に透明性を確保するため、児童相談所および一時保護所への第三者評価を導入することで、運営上の改善点のあぶり出しなど、良い効果を期待することができると考える。是非前向きに検討して欲しいと考えるが、区の見解を問う。
児童相談所の第三者評価については、児童福祉法に努力義務と規定されている。子ども家庭総合センターでは、今年度にまず一時保護所において実施し、今後、児童相談所についても、実施を予定している。区としても、第三者評価を通じて、良いところや改善すべきところをしっかりと分析・検証し、より良い運営を目指していく。
SDGsの取り組みの一環としてプラゴミの削減対策を提案する。マイミズというアプリを活用し、無料給水スポットを増設すれば、提携している飲食店や商業施設において、新規顧客の開拓に繋がること、児童の見守り強化に役立つなど副次的効果は大きいと考える。マイボトルの普及と給水スポットの増設により、ペットボトル排出量の削減を図ってはどうか、区の見解を問う。
マイミズには、区内でも20カ所以上の給水スポットの登録があると聞いており、区でも、6カ所の公共施設に給水機を設置している。区内には、環境活動への関心が高い事業者が多く、給水への協力を呼び掛けることで、プラスチックの排出量削減に繋がると考える。アプリの活用も含め、給水スポットの設置等について検討していく。
水害時と違い震災時は一次避難所の運営が町会単位となるため、ペット同行避難の受け入れ体制に地域ごとの差異が生じる。区では、自然公園への避難を促すが、現実的に考え、いつ発生するかわからない震災時において、ペットを自然公園まで連れて行くことが可能なのか。全ての一次避難所での受け入れ体制の整備を求め、避難訓練を通じた町会等への理解促進の進捗状況を問う。
一次避難所におけるペットの受け入れは、避難所運営委員会で検討し、受入れが困難な場合は、荒川自然公園に設置する動物救護センターでペットのみ避難することとなる。今年度も、ケージの設置場所や動線等について、防災区民組織や獣医師会、学校等と協議しており、今後も避難所開設運営訓練を通じて、避難所毎に検討していく。
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