更新日:2022年11月13日
あらかわ区議会
ここから本文です。
明戸真弓美(自民党)
出産費用は年々増加し、請求額が出産一時金を上回る現状では次の出産を躊躇してしまいかねない。区として、出産費用の経済的負担軽減策を講じるべきと考えるが、区の見解を問う。
国が令和5年度から出産一時金の支給額を大幅に増額する方針を示しているため、動向を注視し、増額が決定した際には速やかに対応していく。
昨年9月に施行された、いわゆる医療的ケア児支援法について、区は迅速に対応してきたことを評価する。一方で、医療的ケア児に対する看護師派遣制度については、支援が十分に行き届いていないと考える。今後も更なる取り組みの充実を求め、現段階での進捗状況について、見解を問う。
今年度から医療的ケア児等地域コーディネーターを配置し、地域の関係機関との連携を図っており、留守番看護師派遣事業の対象要件の緩和は今年度中に行う。さらに保育施設での医療的ケア児受け入れに向けた新たな補助事業を創設するなど、具体的な支援策を検討している。
町屋さくらの廃止に伴い、区は「福祉的な視点での新たな交通を検討する」と約束しており、区において何らかの新たな交通を検討すべきだと考えるが、その後の検討状況について問う。代替交通の検討にあたっては、できることは全て行い、事業者や地域住民、利用者の意見をしっかり聞いて、次の一手を検討するよう求める。
新たな交通については様々検討してきたが、先般、利用者の予約を自動的に調整し、相乗りを実現するシステムを活用したデマンド交通について、事業者から提案があった。課題はあるが利用者ニーズを一定程度満たすものと考え、関係する事業者の考え方を聞きながら、検討を継続していく。
ゆいの森通りについては、都市計画道路整備に併せ都電との間に緑道を整備するが、そこには是非、桜とバラを植栽して欲しい。都電と桜並木とバラのミュージアムのように整備すれば、ゆいの森との相乗効果も生まれ、新たな観光資源となることも期待できる。完成後には、バラを区の花として加えることを提案するが、見解を問う。
緑道は、人々が集い、憩える場所となるよう考え、桜やバラを活かすよう検討している。区として、自然公園や都電、ゆいの森が近接する良好な立地条件とポテンシャルを最大限活用し、景観に優れた道路となるよう取り組んでいく。バラを区の花に追加することは、時期を見て検討していく。
西日暮里再開発のにぎわい創出に寄与すると考えられる屋上の活用を実現して欲しい。また、再開発後のエリアマネジメントについては、住民・事業者・地権者等が主体的に取り組めるよう、東京都からまちづくり団体の登録を受け公開空地を積極的に活用すべきと考えるが、区の見解を問う。
商業棟の屋上の活用が実現すれば、地域の交流や憩いの場の役割を担うと認識しており、室外機の設置スペースや住民のプライバシー等の課題はあるものの、一般開放に向けて準備組合に要請していく。まちづくり団体の登録制度については、主に都心部での実績があるが、制度の活用を含めたエリアマネジメントを準備組合と検討していく。
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
議会事務局議会事務局
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎5階)
電話番号:03-3802-3111(代表)
ファクス:03-3803-8887