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更新日:2022年8月7日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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荒川区の自殺対策と女性の健康問題について 夏目亜季(次世代あらかわ)

夏目亜季議員

夏目亜季(次世代あらかわ)

自殺対策について

区の自殺者数が増加傾向にある。中でも若者世代の自殺者数が全体の半数を占める状況をどう受け止めているのか。また、著名人の自殺報道があった際、連鎖的に自殺が増えてしまうウェルテル効果について、区民への周知・理解促進を図るべきである。自殺に至るまでの要因には自己肯定感が関係しており、区はより自己肯定感を高める働きかけや自治体だからこそできる寄り添った支援を行うべきと考えるが、区の見解を問う。

若者世代の自殺者増加について、重く受け止めている。ウェルテル効果については、ゲートキーパー研修や自殺対策強化月間において周知を図っており、今後ツイッターでの情報発信も行っていく。自己肯定感を高める働きかけとして、精神科医による講演会の実施を予定しており、SNSを活用した周知や気軽に参加できるよう実施方法も工夫し、より効果的な手法を検討していく。

女性の健康問題について

現在の区の健康相談の状況及び取り組みについて問うとともに、都のユースヘルスケア推進事業を活用して、医療機関や薬局等と連携した荒川区版ユースクリニックの創設や、若者が気軽に相談できる場の提供を求める。また、HPVワクチンの積極的勧奨及びキャッチアップ接種が開始されたが、その実績及び想定人数、普及啓発の現状と、さらに、男性へのHPVワクチン接種について見解を問う。

各年代の相談内容に応じて対応してきたが、今後は若い世代の相談体制の一層の充実を図り、都の補助金も活用しながらヘルスリテラシーの向上に努めていく。また、令和3年度のHPVワクチン接種数は1,021件、キャッチアップ接種の今年度の想定数は対象者の50%である。対象者には、予診票とパンフレットを夏頃に発送予定である。男性に関しても、国の動向を注視していく。

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