更新日:2023年4月16日
あらかわ区議会
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並木一元(自民党)
コロナ対応策の変化、エネルギー価格の高騰や円安による物価高など、多くの課題への対応が求められている現状において、区長はどのような決意で令和5年度予算の編成に臨んだのか。
この度の予算案は、「一人ひとりに寄り添い、明るい未来へ歩みを進める予算」との位置付けの下、編成した。区民が安心して暮らすことができるよう、予算で提案した施策の迅速かつ確実な実行に向け、全庁を挙げて取り組んでいく。
本来、学校給食の無償化については国や都が広域的に行うべき施策だが、現下の物価高騰等の子育て世帯への影響は看過できず、我が党は早期実施を区に要請した。区の英断を高く評価するとともに、実施に向けての見解を問う。
学校給食の無償化は、本来、国や都が実施することが望ましいと考えるが、急激な物価高騰等に伴う子育て世帯の負担増加や他区の状況等から区立小中学校の給食無償化を決定した。今後も財源の確保に向け、引き続き国や都に働きかけを行い、質の高い給食の提供に最大限取り組んでいく。
行政需要が高まる一方で、公共施設の老朽化対応等、これまで以上に行財政改革に取り組まねばならない。更なる歳出の削減や歳入確保に努め、明確に成果を上げるためにどのような行財政運営を展開するのか、区の見解を問う。
来年度の取り組みとして、徹底的な事務事業の見直しを図るとともに、施設の中長期的な建て替え需要を見据え、特定目的基金として約20億円を計上した。また、歳入面でも、ふるさと納税制度の充実を図る等、自主財源の確保にも取り組み、行財政改革の取組を強力に推進していく。
日常生活のあらゆる場面に新しい生活様式が定着する一方で、心身のバランスを崩す方が増えている。アフターコロナの健康づくりについて、これから改定する健康増進計画にフレイルや生活習慣病予防などの対策をどのように取り込んでいくのか、方向性も含めた区の見解を問う。
区民の健康増進のため、体力向上やフレイル予防とともに、きめ細かい支援に取り組む。健康増進計画の改定では、コロナの経験を踏まえた新たな要素も反映し、より効果的な健康づくりを進める。区民のライフステージに応じた健康づくりのための環境整備、健康増進事業の推進に努めていく。
町屋公園については、かねてから要望していた民有地部分を含めた都市計画決定が行われ、敷地全体を有効活用することで、利用の幅が格段に広がった。町屋公園をスポーツ環境整備に重点を置きつつ、老若男女、皆が楽しめる公園として整備すべきと考えるが、区の見解と整備状況を問う。
町屋公園については、まもなく事業認可手続きが完了し、用地折衝に取り掛かる予定である。また、スーパー堤防整備の方向性について都との協議がまとまり、今年度中に確認書を締結する予定である。スポーツに重点を置き、皆が楽しめる場となるよう、整備に向け取り組んでいく。
昨年10月、国は子育て世帯に対して伴走型相談支援と経済的支援を一体的に行う方針を打ち出した。核家族化が進み、地域のつながりが希薄になる中、全ての妊婦、子育て家庭が安心して出産・子育てできる環境整備は喫緊の課題である。今後の妊婦や子育て家庭への支援について見解を問う。
妊娠届時や妊娠8ヶ月時の面談、アプリを活用した情報発信など、保健師のきめ細やかな支援とともに、新たに国や都の財源を活用した妊娠期・出産後・乳幼児期に応じた経済的支援を実施する。切れ目のない相談支援を継続し、妊婦・子育て家庭への更なる支援の充実に取り組んでいく。
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