トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 令和4年度定例会 > 2月会議 > 子育てのまちあらかわの実現と南千住地域のこれからのまちづくりについて 町田高(自民党)
更新日:2023年4月16日
あらかわ区議会
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町田高(自民党)
現状のコロナ禍における厳しい経済状況において様々な支援が行われてきた。今回、荒川区が打ち出した学校給食の無償化は、こうした施策と相俟って少子化への効果を発揮するものであり時宜にかなったものと考えるが、区の見解を問う。
学校給食の無償化は国や都の施策として実施することが望ましいと考えるが、区の負担において学校給食を無償化することで、広く子育て世帯を支援する取り組みになると認識している。
教育環境が多様化し、効果的な学力向上策の推進や学校施設老朽化対策、特別支援教育の更なる充実など課題は多い。とりわけ小中学校など施設設備の老朽化が目立つ中、子ども達が学び育つ場である学校施設の環境整備等、教育環境の更なる向上に向けた取り組みについて、区の見解を問う。
学校施設・設備の老朽化対策については、大規模改修工事や中規模改修工事、更に校舎の建て替えについても計画的に進めていく。ハード・ソフト両面における効果的な施策を迅速かつ的確に実施し、子どもたちが生き生きと育ち豊かに学ぶ学習環境の充実に全力で取り組んでいく。
4月に開設する児童養護施設における社会的養護や今後の地域での子育て支援の展開、ケアリーバー支援の充実について問う。また、昨年12月に開始した若者相談「わっか」に関して、相談体制の拡充を図るべきであり、今後、若者支援をどのように発展させていくのか、区の見解を問う。
児童養護施設については、ショートステイや里親支援業務のほか、広く地域の子育てを支援する役割を担うべく連携を深めていく。ケアリーバーへの支援については、一時支度金の支給や資格等取得費用の補助の準備を進めている。「わっか」については、来年度からLINEを活用した相談を開始し、ふれあい館での出張相談の実施に向け準備を進めるなど、相談環境の充実を図っていく。
子どもの権利条例制定後、この条例に魂を吹き込み、実効性あるものにしていくのは区議会と区の役割である。地域全体で子ども達を育て、子どもの権利を守る視点が施策にどう反映されていくのか、この条例制定についての認識を問う。
条例の制定を機にこれまで以上に、子どもの命と権利を守るために実効性ある施策を展開するとともに、子ども達が一人の人間としての尊厳と権利を守られながら健やかに育ちゆく地域社会づくりを全力で推進していく。
区のウェブサイトに補助第331号線整備事業に関するページを設置し、タイムリーに交通規制の変更等を発信してはどうか。また、南千住駅前からドナウ通りに抜ける道路は、補助第331号線で車が行き止まりになるため、その事が分かるように整備すべきと考えるが、区の見解を問う。
ウェブサイトに特設ページを設けて周知することは大変効果的であるので、準備を進めていく。また、南千住駅前からドナウ通りに抜ける道路については、車両が誤って侵入しないよう歩道状にすること等を検討し、着実に整備を進める。
補助第331号線整備後のララテラス部分の将来のまちづくりについて、また、現在は駅前広場としてうまく機能していないドナウ広場や店舗がほとんどない線路沿いの道路を含め、駅前全体としてのにぎわい創出について、区の見解を問う。
ララテラス周辺には、生活を支える商業施設の他、地域の魅力向上に資する施設が必要と認識し、新たな施設と周辺の道路等が一体となったにぎわい創出を目指すべきと考えており、南千住地域の発展に繋がるまちづくりを検討していく。
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