更新日:2023年1月29日
あらかわ区議会
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夏目亜季(次世代あらかわ)
定期予防接種の接種記録の管理方法と保存期限の根拠について問う。また、自治体独自の判断での保存期間延長は可能であるか。予防接種記録等のデジタル化による積極的な接種勧奨や、マイナポータルによる自治体間の情報の紐づけ、関係各所での情報共有は、区民の健康管理に大いに活用できると考えるが、区の見解を問う。
予防接種の記録は予防接種法等で5年間保存と規定され、予診票の原本は5年保存、必要項目は区のシステムに保存している。保存期限の延長等については国の動向を注視する。接種記録の情報共有については、国のワクチン分科会においてデータベースを整備し活用する方針が示されている。区民の健康管理については、国がデータヘルス計画を推進し、予防接種記録や健康診断結果等のマイナポータルサイト等を通じたデータ提供を拡大しており、区も有効な活用等を国に求めていく。
難病の方への福祉タクシー利用券の支給について進捗状況を問う。また、障がい者雇用の枠に入らない難病の方の雇用促進や、厚生労働省で実施する各種雇用支援の周知・啓発を求める。また、そういった患者同士の意見交換の場や仲間づくりの場の提供等を提案するが、区の見解を問う。
難病患者への福祉タクシー利用券については、他区に調査を実施し、課題を整理中であり、引き続き検討していく。難病患者の障がい者雇用の促進については、「企業向け障がい者雇用促進セミナー」の開催や、「雇用問題連絡協議会」を通じて、理解促進や制度の周知に努めていく。また、難病患者同士の理解を深められる場の提供については、関係者の意見も聞きながら、交流できる場の創設に向けた支援を研究していく。
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