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更新日:2023年1月29日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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安全で住みやすい生活基盤の整備と障がい者支援の推進について 鎌田理光(自民党)

鎌田理光議員

鎌田理光(自民党)

安全で住みやすい生活基盤の整備について

災害時、迅速に避難所が開設できるよう、職員が積極的に町会と関わり、町会ごとの特性を理解し、町会・行政・学校との連携をより具体化する取り組みが必要と考える。マニュアルの周知や避難訓練だけでなく、実際にどう動くのか、共助が機能するような取り組みを求めるが、見解を問う。

避難所ごとの担当職員を増員し、運営の中心となる防災区民組織との顔の見える関係の構築に努め、支援体制を強化した。各避難所に合わせたマニュアルを作り、開設手順・避難者動線等を確認し、運営体制のレベルアップを図った。今後、震災発生時の時系列を想定した訓練を計画するなど、避難所開設運営能力の向上に取り組んでいく。

汐入地区は、都立汐入公園一帯が広域避難場所に指定されていて、火災の延焼や建物の倒壊の恐れが少ない地域で、在宅避難をする方が多いと考える。こうした地域では、備蓄の啓発とともに備蓄物資を毛布やトイレよりも食料等に重点を置いた支援をすべきと考えるが、区の見解を問う。

汐汐入地区は、延焼拡大の危険が少なく、在宅避難者の割合が高いと考えるが、エレベーターの停止により、中高層階からの負傷者の搬送、各フロアへの物資の供給が困難になる等の課題が想定される。引き続き食料等の家庭内備蓄の周知を図り、住民同士の共助体制の構築等支援に努める。

LaLaテラス南千住の土地利用が、さらに10年間継続できるようになった。汐入地区は、再開発でできた新しい街であり、10年継続した先も、次世代が定着する魅力ある商業施設の誘致が必要と考える。駅前という立地を活かして、次世代につながる夢のあるまちづくりをするためにも、この先をどう進めていくのか、区の見解を問う。

LaLaテラス南千住の利用を10年程度継続する間に、将来を見据えた新たな施設の整備を検討する内容の協定を都市再生機構と締結しており、商業機能確保を大前提としつつ、区全体の魅力向上につながるまちづくりの実現を目指し、早期に方向性を示せるよう取り組んでいく。

南千住地区は東西の行き来が不便であり、街の活性化や防災面の向上においても都市計画道路補助第331号の完成が待たれる。整備工事後には交通規制に変更が生じる点や、大規模道路工事で周辺に迷惑をかける点を丁寧に周知し、一刻も早い道路の開通を望むが、区の見解を問う。

本路線は、現在、令和9年の開通を目指しており、避難路として、地域交通の軸として、都市基盤として重要な路線となるため、工事内容や工事工程等については、地域の皆様に丁寧に説明するとともに、鉄道事業者をはじめとした関係機関とも緊密に連携を図り、整備工事が計画通り進むよう全力で取り組んでいく。

区は、シェアサイクルを導入しサイクルポートの拡充に努めてきたが、周辺区と比較すると増加割合が緩やかである。公共施設はもちろん、通勤・通学で利用するために企業の敷地内にポートを設置するなど、地域間の偏りを解消し、積極的に拡充していくべきと考えるが、区の見解を問う。

サイクルポートは現時点で、導入当初の3倍の57カ所設置している。ポート拡充のため、運営事業者と連携の上、土地所有者と調整を図っている。また、広域的利用の側面からも、他区との連携や事業者への情報提供も図っている。災害発生時の移動手段として、また、脱炭素化社会の実現に向け、サイクルポート拡充に取り組んでいく。

障がい者支援の推進について

児童発達支援センターとしての機能を付加するためのたんぽぽセンター整備について、現在の取り組み状況と今後の展開、また、障がいや発達に不安のある子どもの早期の療育支援や成長段階に応じた支援体制について、区の見解を問う。

たんぽぽセンターで障がいの専門的機能強化を図り、地域の中核的支援施設である児童発達支援センターとして重層的な支援が行えるよう準備を進めている。切れ目のない相談体制の整備、地域支援の強化及び療育の場の充実などに向けた具体的な方策を検討しており、令和6年度には本格実施する。そのため、関係機関等との連携をより密にし、切れ目ない一貫した支援を提供していく。

その他の質問項目

  • 令和5年度の予算編成の考え方について
  • 区の魅力向上について

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