更新日:2023年12月11日
あらかわ区議会
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森本達夫(公明党)
「複合災害」の時代に突入した今、新型感染症蔓延を災害と認定し、「複合災害」を前提とした地域防災計画の改定を進め、感染症罹患者避難も想定した避難所・避難場所の拡充など、具体的な防災政策の中に「複合災害」という視点を取り入れていくべきと考えるが、区の見解を問う。
新型コロナウイルス感染症の収束の見込みが立っていない中、複合災害への備えが喫緊の課題であると認識している。これまでも地域防災計画に避難所における感染予防対策を示してきたが、今後はさらに、新型コロナウイルス感染症を含めた複合災害を前提として計画を修正し、複合災害に備えた防災対策を推進していく。
「指定避難所」を仮称「避難生活地域支援センター」として機能を強化し、地域支援の拠点として様々な情報共有や連携をするなど、「避難所避難者」と「地域避難者」への支援に全力で取り組むべきと考えるが、区の見解を問う。
日頃から在宅避難の支援体制を整え、被災者生活再建支援システムの習熟に努めている。ICT機器の更なる活用など、避難所の機能強化を図ることで、在宅避難者等への支援体制の更なる充実に努めていく。
防災・減災・復興や避難所の運営においては、女性の視点が重要かつ不可欠である。今後、さらにきめ細かく、的確に女性のニーズを受けとめ、広く防災・減災に活かしていくために、防災に女性の視点を活かす、仮称「女性防災専門官」の配置を提案するが、区の見解を問う。
これまで、避難所開設運営訓練の際に女性の参画、意見の反映を図るとともに、災害対策本部においても女性職員の視点を活かした対策を進めてきた。今後とも、防災分野における女性の参画を推進し、女性の視点を取り入れた防災・減災対策の更なる充実に努める。
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