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更新日:2023年12月11日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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街づくりと教育について 茂木弘(自民党)

茂木弘議員(自民党)写真

茂木弘(自民党)

街づくりについて

 区内において荒川区や東京都が進めている都市計画道路事業の進捗状況を問う。また、東京都施行分のうち、整備予定を把握しているものがあれば知らせて欲しい。

 荒川区施行分については、補助331号線は整備工事に着手、補助193号線は3区分に分けたうちの2区間でそれぞれ用地取得と測量に取り組み、補助321号線は用地取得に向けた協議を進めているところである。一方、東京都施行分の補助90号線については、現在、3区間で事業中であり、整備工事や用地買収が行われている。未着手路線の整備予定は把握しておらず、始める際には地元区民の理解が得られるよう、引き続き誠意ある丁寧な対応を求めていく。

 本来、再開発事業とは地域発展に機能することが第一である。ホール建設を断念し再開発の目玉がなくなった今、建設するコンベンションホールは、音楽や多目的に利用できる多機能な計画にして欲しい。また、商業施設・飲食店も重要であり、話題の店、荒川区のイメージが変わるような施設を入れるべきと考えるが、区の見解を問う。

 駅前にふさわしい複合市街地を形成するためには、賑わいを創出することが極めて重要である。現在検討中の民間のコンベンション施設は、芸術文化活動にも幅広く活用できるものと考えている。また、商業施設は広域での集客が期待でき、地域の賑わいに寄与する店舗計画を目指す。準備組合と協力し、再開発事業を進めていく。

 以前からコミュニティバス日暮里ルートの開設を要望しているが、未だ実現していない。6月26日、日暮里町会連合会から4,289名の署名とともに区長宛てに提出された要望書をどのように受け止めているのか、区の見解を問う。

 日暮里地域のコミュニティバス導入について多数の要望をいただいたことは、重く受け止めている。しかし、昨今のバス業界は、乗務員不足等の問題を抱えており、区のコミュニティバスも今年度、一部路線を廃止した。また、新規路線導入検討の調査を予定していたが、コロナ禍のため正確なデータが収集できないと判断し見送った。調査時期を見極めつつ、引き続き関係機関と連携し検討を進めていく。

教育について

 時代の変化が激しい社会を生き抜くためには、自ら進んで学ぶ力や学習習慣を身に付けることが必要である。今回の新型コロナウイルス感染症対策の対応としてだけでなく、これからも家庭学習の充実のためにも、1人1台配備されるタブレットパソコンを、学校の授業だけでなく家庭学習にも活用すべきと考えるが、区の見解を問う。

 新学習指導要領においても、児童生徒が身に付けるべき資質・能力の3つの柱の1つに、「学びに向かう力、人間性等」を涵養することが掲げられており、その重要性は認識している。本年度、整備されるタブレットパソコンについては家庭学習の充実のために積極的に活用するなど、学習意欲の向上や学習習慣の定着に努めていく。

 コロナ禍において、様々な教育活動が見直される中、音楽・芸術・文化に関する行事も中止を余儀なくされているが、学校生活を楽しく豊かなものとし、子どもたちの情操を養う学習にも力を入れて欲しい。文化・芸術等の体験活動の充実や豊かな学びのためにも、関係機関との連携を積極的に進めるべきと考えるが、区の見解を問う。

 文化芸術等の体験活動の充実といった、豊かな情操を培っていく教育活動は、子どもたちがより良い人生を歩んでいく上でとても重要であると認識しており、十分な感染症対策を講じた上で、文化芸術団体やPTA、地域の方々の協力をいただきながら、情操教育の充実に努めていく。

その他の質問項目

  • ながらスマホの規制について
  • 産業の発展・育成について
  • 図書館における電子書籍の導入について
  • 多世代型の居場所づくりについて
  • 文化振興について

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