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更新日:2023年12月11日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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財政運営と不妊治療支援について 菊地秀信(公明党)

菊地秀信議員(公明党)写真
菊地秀信(公明党)

財政運営について

 真に支援が必要な場所へしっかりと支援を行い、最小の経費で最大の効果を発揮し、長期的な区民生活の安定を確保するためにも、持続可能な自治体運営を基本として財政調整基金を活用していくべきと考えるが、区の見解を問う。

 未曾有の経済危機が見込まれる中、基礎自治体として、区民の日常生活を支えるサービスを安定的・継続的に提供するために、計画的な基金の積立を行いながら、既存事業の精査・見直しを行っていく必要性がある。引き続き、将来にわたって持続可能な財政運営を進めていく。

 緊急事態における財源を確保するため、イベント中止等で活用しなかった予算を洗い出し、優先度の低い事業を躊躇なく縮小・延期するとともに、国や都における助成事業を積極活用し、支出を抑制すべきと考えるが、区の見解を問う。

 今後の安定した区政運営を行うために、中止となったイベント等の整理や、休止の可能性のある事業の洗い出しを、行財政改革の視点からも鋭意進めている。さらに、国や都の事業の活用や補助金等の財源確保の徹底など、積極的に進めていく。

不妊治療支援について

 最も身近なLINEという連絡ツールを使って、不妊治療に踏み出すこと自体の心理的ハードルを下げ、民間ノウハウを活用しやすくするためにも、官民連携による妊活LINEサポート事業を実施すべきと考えるが、区の見解を問う。

 区民の相談窓口である「東京都不妊・不育ホットライン」の相談体制の充実を都に求めていくとともに、個別性の高い相談をそれぞれの相談窓口が継続的に支援することがサポートとなると考え、事業の効果や課題等について検討していく。

 不妊治療については、男性の側にも不妊の原因がある場合もあるため、男性に対する妊活への意識向上のためにも、アプリを活用した精子セルフチェックキットを時期や対象等を定めて配布すべきと考えるが、区の見解を問う。

 男性に対する妊活への意識向上は非常に重要であると認識する。簡易キットは、検査の精度に課題もあり、医師等の専門職によるカウンセリングを含めた丁寧な説明が必要である。今後も男性の健康増進に向け様々な施策に注力していく。

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