更新日:2024年3月15日
あらかわ区議会
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鎌田理光(自民党)
eスポーツは若い世代を中心に人気が高まり、国内における市場規模も拡大を続けている。大会の興行収入のみならず、飲食・宿泊等、多大な経済効果をもたらすものであり、区施設や駅前スペースを活用したeスポーツの大会の誘致等は、経済振興、観光振興、地域活性化、財源確保にもつながる取り組みと考えるが、区の見解を問う。
国内においても、いくつかの自治体がeスポーツを通じて産業・観光振興に取り組んでいることは認識しており、地域の活性化に寄与する可能性も大いにあると考える。今後、関係部署と連携しながら、eスポーツの持つ可能性や波及効果についてしっかり検討していく。
各種イベントの中止により、区の魅力発信の機会が減っている状況において、オンラインやストリーミング配信による実施等、新たな形での取り組みを提案する。また、街中に点在する文化資源の存在を知り、手軽に情報に触れられる環境を整備するため、ホームページや観光アプリを活用してはどうか、区の見解を問う。
インターネット等を活用した都市交流フェアや日暮里道灌まつり等を実施し、特産品をインターネットで販売するなどの取り組みを行った。今後もこうした新たな手法により区の魅力を発信していく。また、彫刻作品は、区の貴重な財産であり、ホームページの充実など、作品の魅力を更に高める仕組みを構築し、魅力発信に努めていく。
インターネットに情報があふれる中、行政機関が発信する情報の信頼性が高まり、情報発信の強化・充実を図る必要があると考える。より効果的な情報発信をするため、LINEを活用した情報発信や「チャットボット」と言われるAIを活用した問合せの自動応答の仕組みを取り入れれば様々な業務に活用できると考えるが、区の見解を問う。
コロナ禍の中で、区では、感染症情報の提供やこれまで以上の様々な問合せへの対応が生じている。このような状況で、新しい情報発信手段や、いつでも簡単な問合せができる仕組みが必要であると考えており、区民の利便性を高めるため、新たな情報発信手段の導入を積極的に進めていく。
都は不燃化特区制度を令和7年度末までの延長を決めた。燃え広がらない街の実現に向け、この機会を捉え、既存の2地域の事業継続に加え、現在不燃化特区事業の対象外となっている、地域危険度ランク5の地域全てにおいて不燃化特区事業を実施すべきと考えるが、区の見解を問う。
既存の地域を拡大することで都との事前協議が整い、区内の地域危険度ランク5の地域全てにおいて不燃化特区事業の実施が可能となった。今後、具体的な支援内容の検討を行うが、これまで同様、きめ細やかな事業周知と除却や建替え等に対する充実した支援を中心に準備を進めていく。
旧南千住浄水場用地の公園としての整備方針については、思い切り体が動かせる場所や、非常時の広域避難場所など様々な活用が考えられることから、できるだけオープンな空間を活かした公園にしてはどうか。具体的にどのような公園にするのかは、区民の意見を広く集め、よりよい公園を目指して行くべきと考えるが、区の見解を問う。
この用地の整備内容については、地域の憩いの場、区民の健康に資する場とすることはもとより、広大な敷地を活用した防災機能についても考慮しながら方針を定めていく。公園の有するポテンシャルをさらに発揮させるため、様々な角度から検証を行い、魅力ある公園づくりに取り組んでいく。
南千住地域の大切な幹線道路である補助331号線は、事業開始から10年が経過し、外観上、建物はほぼ除却されている。協力してくれた多くの権利者の思いに報いるためにも、一刻も早く道路整備を完了させ、南千住の東西地区をつなぐ道路として整備すべきである。現在の進捗状況と今後の見通しについて、区の見解を問う。
用地の取得率は97.6パーセントに達し、未取得用地は3件となった。今年度より、搬入路整備など予備工事と、企業者工事を行い、次年度からは地盤改良や電線共同溝の設置等の道路整備工事を進める予定である。当該路線は重要な路線と認識しているため、工事が効率的に進むよう調整し、一刻も早い開通を目指していく。
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