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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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令和2年度予算と災害対策とりわけ水害対策について 志村博司(自民党)

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志村博司(自民党)

令和2年度予算について

区民が安全・安心に暮らすことができるよう、自民党からも300項目を超える予算要望を提出した。限られた財源の中で不要不急の事項について、徹底的に見直しを行い、必要な分野を充実させ、区民サービスのさらなる向上を図るべきと考える。こうした視点を踏まえ、令和2年度の予算の基本的な考え方について、区の見解を問う。また、積極的にAIやロボティック技術を活用し業務の効率化を図り、職員の力を区民サービスの向上につなげるべきと考えるが区の見解を問う。

「区民の安心と元気を育む幸福実感予算」として子育て環境の整備、福祉施策の充実、防災対策の強化など区が取り組むべき施策を最大限具体化し、予算規模は過去最大となっている。引き続き、財務諸表の活用や事務事業の見直し等、健全な行財政運営の維持に努める。また、AI等の活用についても成功事例を積み上げ、他の業務へも拡大していく。来年度はRPAの導入を行い、職員に効果を実感させるとともに実践的な研修を行い、今後も業務改善と区民サービスの向上に努めていく。

災害対策とりわけ水害対策について

頻発する気象災害への対策を講じることが喫緊の課題である。まず、ハードの整備が欠かせないが、区の見解を問う。また、限りある公共施設に避難するのには限界があるため、3階以上に居住する人は自宅に留まり、1から2週間分の備蓄をしておくよう啓発すべきである。特に、水害時には人それぞれ対応が分かれるため、適切な避難行動をとれるよう荒川版マイ・タイムラインの作成・周知や、情報格差を生じさせぬようできるだけ多くの正確な情報を収集して速やかに区民へ伝達する方法の構築が必要である。さらに、災害時の廃棄物の仮置き場について、他自治体とも協議し、区外も視野に入れた具体的な方策を検討すべきと考えるが、区の見解を問う。

ハード面の整備として、JR東北本線荒川橋梁部の堤防の早期整備を求めていく。水害時の避難場所については、建物の3階以上に居住する区民への自宅待機や備蓄等について啓発するとともに、配慮が必要な方等の受け入れができるよう体制構築に努める。今後、「東京マイ・タイムライン」を活用し、区民が的確な避難行動を取ることが出来るよう、更なる啓発に取り組む。区民が的確な情報を基に適切な避難行動をとれるよう、一斉配信システムや防災ラジオの導入を進め、あらゆる機会・手段をとらえて情報収集手段の周知・啓発に努める。また、町会・自治会を通じた伝達を行うなど、情報伝達体制の構築に取り組んでいく。災害廃棄物の仮置き場については区立公園等を基本としているが、他自治体とも協議を重ね土地の確保に努める。衛生面での対策や、リサイクルをするために「分別と選別」など処理体制の構築にも努める。

その他の質問項目

  • 新型コロナウイルス対策について
  • 西日暮里駅前地区再開発について
  • 資源循環型社会への取り組みについて
  • 防災街づくりについて

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