更新日:2025年4月4日
あらかわ区議会
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土橋圭子(自民党)
誰もが住み続けたくなる街を築くには、地域コミュニティの力、特段、町会の力の活用が鍵である。町会・自治会の中核を担う役員の高齢化が顕著である今、誰もが活動に参加しやすい、開かれた雰囲気・環境を作り、持続可能な町会活動に向けて、新たな担い手づくりを推し進めていくべきと考える。そのためには、地道で継続的な区の支援が必要不可欠と考えるが、区の見解を問う。
町会・自治会は、地域コミュニティの中核であり、誰もが住み続けたくなるまちづくりを進める上で不可欠である。町会役員の後継者不足、活動の担い手の裾野拡大の必要性も認識し、区をあげて町会活動の機能強化と新たな担い手づくりに取り組んできた。今後は、更なる地域力の向上に向けた取り組みをより一層充実していく。
近年の自然災害から、住民が主体となって防災のことを考える必要性が高くなってきた。防災区民組織など地域の皆様と連携を強化し、区民一人ひとりの危機意識の向上も、これまで以上に必要になっている。マイタイムライン利用拡大に向けた取り組みや「あらBOSAI」での工夫など、区民の自助意識の向上のための普及啓発を強化していくべきと考えるが、区の見解を問う。
あらBOSAIのオンライン開催では、区民の防災意識向上のため、家族で学ぶ「体験型防災アトラクション」を取り入れる。また、区内施設では、備蓄物資や段ボールベッドを展示し、具体的なイメージを持つような啓発も行う。マイタイムラインについても防災イベント等でワークショップに盛り込むなど、更なる普及に取り組んでいく。
南千住浄水場跡地と町屋公園の2つの大規模な公園整備事業においては、時代の変化を捉えながらどのような公園にするのか、コンセプトが重要と考える。従来のプロセスを見直し、設計前に基本構想を策定する組織を設けてはどうか。基本構想の策定には、各方面の専門家の意見を聞くことが肝要である。多くの方々に喜んで使っていただき、満足度の高い公園を造るためには様々な手法によりコンセプトを明確に定めることが重要と考えるが、区の見解を問う。
町屋公園と南千住浄水場跡地は、ともに約2ヘクタールの都市計画公園として整備予定である。現在、基本的な整備方針や民間活力導入の可能性について検討している。その過程で、町会をはじめ、周辺住民や公園利用者、本区にゆかりある著名人を含め、幅広い世代の区民や専門家から、公園の整備に関する意見を伺う機会を設けたいと考える。2つの都市計画公園が将来にわたり多くの区民に愛され、利用され、魅力ある公園となるようコンセプトづくりを丁寧に進めていく。
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