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更新日:2024年4月2日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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今後の行財政運営と区民サービスの向上及び防災・まちづくりについて 並木一元(自民党)

並木一元議員(自民党)写真

並木一元(自民党)

今後の行財政運営と区民サービスの向上について

 コロナ禍による経済の停滞などにより、財政調整交付金や区税収入等による歳入の大幅な減少が見込まれ、区財政を取り巻く環境が厳しさを増す状況の中、どのような考え、姿勢をもって令和3年度の予算編成に臨んだのか、区長の見解を問う。

 「区民の命と健康を守り、安全・安心な暮らしを支える予算」との位置付けのもと、必要な事業には重点的かつ効果的に予算を配分するなど、区が取り組むべき施策を最大限予算化した。

 国が「自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画」を策定し、全国的なシステムの統一化等を進め、行政のデジタル化の必要性が高まる中、区も、全庁を挙げて更なるデジタル化の推進を図るべきと考えるが、見解を問う。

 新しい生活様式に対応するため、電子申請やキャッシュレス決済サービスの拡充等の検討を進めている。AIやRPA等の新たなICTツールを用いた業務改善の取り組みを拡大していく予定である。

 現在のコロナ禍での対応、更に震災・水害等が想定される中、職員が困難な課題に対応するため、一人ひとりの更なる対応能力の向上と、働きやすい職場づくりに向けた環境整備が必要と考えるが、そうした人材育成について、区の見解を問う。

 コロナ禍への対応を区の事業や職員の働き方を見直す契機と捉え、職員の能力をさらに高め、業務の効率化等に取り組むとともに、多様な人材が個々の能力を発揮できる環境を整備していく。

防災・まちづくりについて

 大規模水害時に備え、「在宅避難」「親戚・知人宅への避難」「広域避難」等の避難方法について区民に啓発すべきである。また、近隣区の首都高速道路の緊急避難場所としての活用を含めた広域避難の検討状況や、東北本線荒川橋梁の堤防工事の進捗状況等について、区の見解を問う。

 複数の場所への分散避難について、引き続き様々な媒体や場を活用した啓発を強化していく。また、広域避難や首都高速道路の活用についても、都や近隣区と連携しながら、検討・協議を進めていく。堤防工事については、地盤改良及び盛土の工事を令和3年7月末までに行い、堤防の高さを確保した後、修景工事に取り掛かる予定である。

 南千住浄水場跡地に整備予定の公園と町屋公園は、それぞれ特徴を持たせるべき。また2つの公園を隅田川のテラスでつなぎ、両園の魅力を高め、地域に付加価値を持たせるべき。

 2つの公園が魅力ある特徴的な公園となるよう、地域の皆様の意見を聞きながら検討していく。また、連続性のあるテラスの整備は、街の活性化に資するため、実現に向け努力する。

 南千住LaLaテラスの定期借地契約が残り2年となる。地域になくてはならない存在として、当分の間、現在の営業形態を継続しつつも、将来的には南千住駅前の更なる発展や賑わいの創出を目指すべきと考えるが、見解を問う。

 当該施設については、契約満了後も10年程度は現在の利用を継続し、その後、次代にふさわしい計画を検討すべきと考えている。

その他の質問項目

  • 新型コロナウイルス感染症対策について
  • 教育について

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