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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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災害拠点病院の機能を有する医療機関の誘致と弱い立場の方々に対して光を当てる施策の推進について 北城貞治(自民党)

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北城貞治(自民党)

東京女子医科大学東医療センター移転に伴う災害拠点病院の機能を有する医療機関の誘致について

東京女子医科大学東医療センター移転後の災害拠点病院の機能を有する医療機関の誘致については、医療機関の内容や周辺環境を検討する段階に入った。医療機関の選定に当たっては、大学病院等との連携による良質な医療の確保や開設時・開設後の区の費用負担の考え方などを押さえておくべきであるが、区の見解を問う。

医療機関の誘致に当たっては、しっかりとした財政基盤と経営戦略を持ち、大学病院等と確実な連携関係を有し、災害時も含め高度で良質な医療が提供できる医療機関を選ぶことが絶対条件と考えている。公募要項等についても、このような考えに基づき、専門家の意見も聞きながら作成し、公募を開始した。引き続き全力で取り組んでいく。

弱い立場の方々に対して光を当てる施策の推進について

超高齢社会を迎え、医療と介護の連携の必要性は、これまで以上に高まっている。併せて、社見解を問う。会保障制度の持続可能性を確保していくためには、在宅医療体制の構築と、その充実が求められている。医師会と検討を進めている「後方支援病床」の導入を含め、在宅療養の将来像と、地域包括ケアを推進するための区の組織体制について、区の見解を問う。

区では、医師会と後方支援病床についての認識を共有し、事業化が可能となるよう調整を行っている。この後方支援病床の確保により、療養生活をより安心して送ることのできる地域の仕組みづくりが進むものと考えている。また、地域包括ケアシステムの推進体制についても、庁内の検討会を立ち上げ、組織の在り方について検討を進めていく。

障がい者の支援に関するニーズの多様化が進み、一般的な相談支援では対応が難しいケースが増えている。地域全体の相談支援の質の向上と、障がいがある方々を取り巻く諸課題の解決に向けて、実効性の高い相談支援の拠点となる、基幹相談支援センターの設置を目指すべきと考えるが、区の見解を問う。

設置に向けては、研修会等の取り組みを進めつつ、他の自治体の取り組みも参考にしながら、区の地域特性に合った運営形態や、地域における相談支援の中核的な役割を担える人材の育成・確保、そして基幹相談支援センターの実効性を高めるための素地となる相談支援の地域ネットワークの構築を目指していく。

今夏、区が短期間のうちにエアコン等の助成対策を講じられたことは高く評価しているが、周知期間が短かったことは否めない。エアコン等が必要な方で購入に至らなかった方がいるようであれば、十分な周知期間をとり、申請期間を限定したうえで、再度助成を行う必要があるのではないか。区の見解を問う。

区では、今夏緊急的にエアコン購入費等の助成を実施し、一定の成果はあったが、一部の方から購入金を準備できなかった、助成があったことを知らなかった等の声も聞いている。そのため、緊急対策のフォローアップ事業として、次年度に限り、期間限定での助成について検討を行っていきたいと考えている。

その他の質問項目

  • 不合理な税の偏在是正措置への対応について
  • 児童相談所設置に向けた着実な準備について
  • 芸術文化振興促進のための町屋文化センター改修について
  • 子ども達のための教育環境の充実について
  • 新公会計制度を活用した行財政改革の推進について

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