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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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高齢者が安心して受けられる介護サービスと子どもの育ちを保障するために 小島和男(共産党)

小島和男議員の写真
小島和男(共産党)

高齢者が安心して介護サービスを受けられるように

介護保険制度は、給付削減と負担増を進めてきた。区はいち早く要支援1、2の日常生活総合支援事業を始めたが、これまでの連続する制度変更によるサービス削減と負担増の影響について、実態を把握すべきと考えるがどうか。

区は、各サービスの利用件数や給付費の分析に加え、利用者及び家族等に対する実態調査や介護サービス事業者連絡協議会との意見交換等、状況の把握を行ってきており、今後も同様に対応する。

介護保険の3割負担導入や調整交付金の傾斜配分等は保険者である区や区民にも深刻な影響を及ぼすと考えるが、区の見解を問う。

区は、今回の法改正による区民への影響について、これまでと同様に状況の把握や分析に努める。

子どもの育ちを保障するために

区は、今年度中に定員110名となる2つの認可保育園を設置し、来年4月には新たに4園を増園して、認可保育園の定数は272名増えるが、待機児解消は難しいと考える。区の見解と待機児対策を問う。

今後、さらに保育需要が増加することが見込まれる。区は、新たに取得した国有地への保育園の整備等、今後、区内の各地域に私立認可保育園を6園増設し、保育定員を382名増やすことに加え、定期利用保育事業の充実や、民間ビル、店舗の空きスペース活用等の交渉を精力的に進める。

園庭のない保育園は、現在12園ある。園庭の代わりとなる代替公園等が指定されているが、子どもの遊びと安全が確保できるよう、砂場の衛生、木の根上がり、公園トイレの乳幼児用便座設置等、点検と整備を行うこと。特に、西日暮里一丁目広場の早期改修を求める。

公園の安全性については、毎年、公園全体の遊具の定期点検調査を実施している。日常でも、職員や公園連絡員による巡回・点検を行っている。西日暮里一丁目広場は、地域の憩いの場や多世代の利用が図れる場として有効に機能する空間となるよう検討を進める。

文科省は、小中学生への就学援助の入学準備金を増額し、支給は入学前も可能だとする通知を都道府県教育委員会に出した。区でも就学援助の準備金支給は入学前に支給できるよう改善すること。また区独自に準備金の支給額上乗せを行うこと。

来年度に中学校に入学する児童から入学準備金を支給できるよう、既に手続きを進めている。また、区独自の支給額上乗せを行う考えはない。

その他の質問項目

  • 安倍首相の憲法第9条改定発言について
  • 障がい者が地域で暮らし続けることができるように
  • 国民健康保険都道府県化への対応について
  • 街づくりについて
  • 民泊新法について

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