トップページ > 議会・選挙 > 荒川区議会 > 議事内容 > 一般質問 > 平成29年度定例会 > 11月会議 > 巨大地震から区民の命を守る緊急医療救護の早期確立を 「読書の町、絵本の町」宣言の上、読書のまち推進を 斎藤泰紀(自民党)

更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

ここから本文です。

巨大地震から区民の命を守る緊急医療救護の早期確立を 「読書の町、絵本の町」宣言の上、読書のまち推進を斎藤泰紀(自民党)

斎藤泰紀議員の写真
斎藤泰紀(自民党)

巨大地震から区民の命を守る緊急医療救護の早期確立と、認知症対策の更なる充実を

実効性をしっかりと担保した緊急医療救護体制は、区の最も大きな責任のひとつとして、早急に整備すべきだ。その具体的内容と時期を問う。また、避難所の医療体制も含めて、発災後48時間、72時間以降の医療救護体制を確立しなければならないと考えるが、どうか。さらに、幼稚園、保育園、学校等では「緊急医療救護所」の存在の認識があるか。烈震時等では、ガラス、落下物等での大けがは充分想像できる。近隣医師も被災する中、即応体制が必要と考えるが、見解を問う。

現在、災害拠点連携病院の指定に合わせた緊急医療救護所の見直しを行っている。災害時には、医師会等、関係機関との連携が不可欠なことから、協力体制の確保に努める。幼児や児童・生徒への対応は、大けがの場合、最寄りの緊急医療救護所に搬送し、トリアージを受けて医療機関へ搬送する。発災後72時間が経過後の医療体制は、37か所の避難所と28か所の福祉避難所等で適切な医療体制を確保する計画となっている。早期に確実かつ効果的な災害医療体制を確立する。

認知症対策は重要課題であり、これからの10年、更に推進していく必要がある。対策には、「早期発見、診断、治療」が最重要であり、正しい知識の習得が必要である。区では、認知症サポーター養成講座等が実施されているが、より積極的な支援と環境整備を求める。また、「もの忘れ相談」は、医師会と連携を深め、更に充実を図るべきだが、区の見解と充実策を問う。一人暮らし高齢者が増えることが確実な中、区として、医療機関への受診・診断の仕組みを整えれば、安全を確保できるのではないか。

区は、本人や家族、周囲の方が認知症を正しく理解し、適切に対応できるよう、認知症サポーター養成講座を様々な場所で開催している。今後も機会を捉えて知識の普及を進める。また、「もの忘れ相談」充実に向けた医師会との連携強化等のほか、受診支援の仕組みも来年度実施できるよう準備を進めていく。認知症の正しい知識の普及、認知症予防、早期診断等、総合的な対策を行い、認知症高齢者等に優しい地域づくりを推進する。

「読書の町、絵本の町」宣言と条例化を期待する

「読書の町、絵本の町」宣言と条例化の早期決定を求める。過去の本会議、委員会で区から「読書のまちづくり」を是非とも推進したい、実現への検討を進めたい、宣言、条例も視野に入れながら、「読書活動推進計画」を策定したい、との答弁もあった。宣言や条例化により、さらに幸福を実感できる成熟した街として、進化していく可能性が更に広がると考える。西川区長の時でなければ、実現できないと考えるが、区の見解はどうか。

区は、読書の町、絵本の町としてハードとソフトの両面から充実を図ってきた。読書の町宣言等を行うことは、これまでの区の取り組みや精神を改めて振り返り、未来に繋げていくことに大きく寄与すると認識している。読書の町宣言等は、区の想いと区民の皆様の機運があいまって、実現できるものと考える。区議会並びに区民の皆様と力を合わせ、読書活動の一層の推進を図り、具体化に向け積極的に検討していく。

その他の質問項目

  • 人口推計2060年までと特に基本計画期間の平成38年度までの区政のあり方の具体を問う
  • 教育委員会に問う
  • 烈震・激震時等の大震災対策について再度問う

こちらの記事も読まれています

お問い合わせ

議会事務局議会事務局議事係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎5階)

電話番号:03-3802-3111(内線:3614)

ファクス:03-3803-8887