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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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転落事故防止のための緊急対策とホームドア等の設置促進を求める意見書

本文

東京メトロ銀座線青山一丁目駅において、盲導犬を連れた視覚障害者の男性が駅ホームから転落し、電車にはねられ死亡する痛ましい事故が発生しました。
日本盲人会連合が実施したアンケートでは、約4割の視覚障害者が、駅ホームから転落した経験があり、約6割が転落しそうになったと回答しています。
また、国土交通省の資料によると、2009年に起こった視覚障害者の転落件数は38件だったものが、2014年では80件と倍増しています。視覚障害者にとって鉄道駅ホームは「欄干のない橋」と例えられるほど、危険な場所となっています。
転落事故防止に決定的な役割を発揮するホームドア・可動式ホーム柵の都内での設置状況は、地下鉄駅で約58パーセント、JR東日本及び私鉄では約20パーセント、都内にある706駅の内、ホームドア・可動式ホーム柵が設置されている駅は32パーセントにとどまっています。荒川区内では、JR日暮里駅と西日暮里駅の山手線側に可動式ホーム柵が設置されているのみです。また、区内の東京メトロの駅ホームのホームドア設置はありません。
よって、荒川区議会は、東京都に対し、ホームドア・可動式ホーム柵の整備促進のため、具体的に年限を区切った整備目標と計画を策定し設置促進することを求めます。

提出先

東京都知事

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