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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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将来に向けての街づくりと障がい者理解教育・コミュニケーションを問う 茂木弘(自民党)

茂木弘議員の写真
茂木弘(自民党)

将来に向けての街づくりを問う

人口によって必要な施設、学校、保育園等も変わってくる。区が将来のビジョンを示して、計画的で政策的な街づくりを進めていく必要があると考えるが、区の見解を問う。

区では、荒川区都市計画マスタープランを策定し、事業を推進してきた。特に、防災性の向上のために不燃化の促進や永久水利施設の整備等に取り組み、密集市街地においては地区計画を順次策定し、街づくりを進めている。駅周辺では、まちづくり構想を策定し、市街地再開発事業を推進している。今後も新しい規制や誘導を調査研究する。

日暮里区民事務所の建設に期待している。繊維街の看板になるような人が寄ってくる施設づくりの実現を要望する。また、国の「地域資源を活用した観光地魅力創造事業」を活用し、日暮里繊維街をはじめそれ以外の地域でも積極的に地域の活性化を図ってはどうか。

現在、日暮里駅の観光案内所において地域の魅力を積極的に発信している。日暮里区民事務所の建て替えは、庁内で横断的な組織を立ち上げ、鋭意検討を進めている。国の補助制度の活用は、まずは日暮里地域において、制度活用を研究する。

西日暮里再開発において、1,500人規模の大ホールや大規模商業施設は地域活性化のために必要だと考える。他地区の方を呼び込む視点で、地域の活性化に役立つ魅力ある街づくりを期待するが、再開発の進行状況と区の見解を問う。

市街地再開発準備組合が駅前の具体的な検討を進めており、まとまった規模の商業施設導入を検討している。区では、集客力のある質の高いホールの整備を検討しており、ホールと商業施設の相乗効果による集客を目指す。権利者の意見を聞きながら、地域活性化、新たな魅力創出を目指す。

障がい者理解教育とコミュニケーションを問う

区は、障がい者を取り巻く課題解決に積極的に取り組んできた。特に、住み慣れた地域で暮らし続けるための「親なき後」の支援等は高く評価している。しかし、区が真に誰に対しても優しい町となるには、小・中学校での障がい者理解教育が大事である。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今後の障がい者理解教育の更なる推進について問う。

小・中学校では、交流学習等を通して、様々な障がいについて正しく認識し、障がいの有無に関わらず、互いに理解し助け合うことの大切さを指導している。さらに、東京オリンピック・パラリンピックを見据えた教育も積極的に進めている。

区ではこれまでも聴覚障がい者のコミュニケーションについて理解し、事業を展開してきた。ここで一歩踏み込み、手話を言語として明確に位置づけ、「手話言語条例」の制定を提案する。

区では、全国組織である「全国手話言語市区長会」に加入した。手話言語条例制定の提案は、区の聴覚障がい者福祉に関する姿勢を示す、大切な指針となるものと受け止めた。条例の制定を目指すとともに、手話や聴覚障がい者に対する理解促進のための事業に積極的に取り組む。

その他の質問項目

  • 荒川区政、これまでとこれから

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