更新日:2020年6月17日
あらかわ区議会
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横山幸次(共産党)
現在、保育環境の整備、保育の質を確保することが大きな課題となっている。保育の質と安定的運営を確保するシステムを作ること。とりわけ、人件費比率の基準を明らかにすることを求める。
一時保育事業の拡大やサービスの多様化等により、保育の質向上に努めている。また、安定的な園運営を確保するため、施設整備助成等も実施している。人件費比率は、一律に示すことは困難と考えるが、園から提出された実績報告に基づき、厳しくチェックを行い、園運営の適正化に努めている。
規制緩和により、保育定員の弾力化や園庭のない保育園も可能になってきた。子どもが思いきって遊ぶことのできる本来のあるべき環境が必要である。そのため、認可保育園の定員弾力化の解消を進めるとともに、園庭等の代替施設整備を区として推進すべき。
区では、保育定員の拡大を図ってきた。同時に、区独自の基準により、保育環境の確保にも努めている。園庭については、園庭のある区立保育園との交流促進等、代替機能の確保にも努めている。
新しい介護予防・日常生活支援事業では、国基準で出発した要支援の方へのホームヘルプサービス、デイサービスを引き続き実施し、安上がりな事業への誘導策を行わないことを求める。
要支援者の能力を最大限に活かしつつ、そのニーズに応える多様なサービスを提供する仕組みを目指す。
地域包括支援センターは、高齢者人口おおよそ3000人程度で一カ所を基準にして設置するとともに、当面、高齢者福祉に関する受付業務や新総合事業等での業務増大等、実態に合わせて強化することを求める。
高齢者人口だけでなく、地域の実情に応じたセンターの配置を行うとともに、職員配置は、区独自の基準として増員することとしている。さらに、高齢者みまもりステーション併設等、より効果的かつきめ細やかに対応している。
おむつ代補助の所得制限等、削減した高齢者福祉をもとに戻すとともに、ふろわり200の回数拡大等、思い切って区の独自福祉事業の拡充を行うべき。
高齢者紙おむつ購入助成事業は、支給方法を変更する状況変化は発生していないと考える。ふろわり200は、現在の利用率から回数を増やすことは考えていない。
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