更新日:2020年6月17日
あらかわ区議会
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中島義夫(自民党)
東京都は東京オリンピックに間に合うよう、積極的に無電柱化事業に取り組んでいる。区としても荒川遊園通りの無電柱化を進めるべきと考えるがどうか。
補助金等の財政支援制度の充実を国に要望するとともに、新たな技術開発の動向を踏まえ、実現の可能性について鋭意検討する。
西尾久地区の一部の避難場所がJR田端・尾久操車場になっているが、避難場所の多くの場所は軌道敷地内であり、また避難するにも入口が少ない等多くの制約がある。このことから、具体的な避難方法の周知や避難場所の見直し等の検討を行うべきと考えるが、見解を問う。
区は、北区と連携し、地下道を経路とする安全な進入方法や敷地内の軌道以外の部分を確認する等、段階的に調整を進めている。避難場所の指定については、概ね5年ごとに見直しを行っている。現在、あらかわ遊園宮前公園一帯を避難場所の候補地として、都に要望している。今後もJR東日本との協議を積極的に進めていく。
荒川遊園地前交差点及び熊野前交差点について、斜め横断を可能とするスクランブル方式とする等、より一層、歩行者と車両がスムーズに流れるよう東京都や警視庁に働きかけを行うべきと考えるがどうか。
交差点のスクランブル化は、歩行者にとって利便性が高まる一方で、車両の待ち時間に影響を与える可能性も指摘される。こうした点を踏まえつつ、地域の声を聞きながら、警視庁や東京都に働きかけを行う。
荒川区におけるコミュニティバスは、現在「さくら」「汐入さくら」「町屋さくら」の3つのルートで運行されており、区民の足として定着し、利用者は増加傾向で推移している。しかし、尾久地区や日暮里地区はいまだ導入されていない。尾久地区は、公共交通として、東西に都電荒川線、南北には一部で田端駅方面行きの都バスが走っているのみである。「不公平さを感じる」といった地域の声が寄せられる。日暮里地域においても同様である。尾久地域と日暮里地域へのコミュニティバス導入を希望するが、区の見解を問う。
コミュニティバスは、事業者である京成バスの自主運行により運営していることから、一定以上の利用者数が必要となる。採算性を運行事業者と十分に協議した上で、未導入エリアにおけるルート整備の可能性についても検討を進めていく。
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