更新日:2020年6月17日
あらかわ区議会
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菊地秀信(公明党)
学校行事は、PTAの活動で成り立っている。しかし、「ボランティアの域を超えている」、「負担が偏っている」などの声もある。時代の流れに即した活動のあり方について検討すべき。併せて、PTA改革の先行実施地域の取り組みをPTA役員が集まる場で紹介してはどうか。
PTAは学校教育の発展にも大きく寄与しているが、活動内容は多方面にわたる。このような状況の中、小学校PTA連合会は、組織のスリム化を図った。今後もより多くの保護者がご協力いただけるよう、他自治体の先進事例等も積極的に紹介し、PTAの方々と連携協力を強めていく。
子どもの間でスマートフォンに接する機会が増え、家庭でのコミュニケーションの希薄化が見受けられる。また、インターネットを通じ犯罪等が発生している。全体でのルールを明確化することで、家庭のルール作りにも取り組みやすくなるものと考えるがどうか。
SNSは便利な機能を持っているが、大きな社会問題ともなっている。この現状を踏まえ、各小中学校で子どもたちに情報モラル教育を実施し、保護者に家庭ルールを作る大切さを伝えている。今後、保護者全体会等で情報モラルの重要性を提案し、各家庭におけるルール作りを推進する。
核家族化等で母親が孤立化するケースが増加している。区は、子どもの一時預かり事業を行っているが、この事業を周知し、虐待の未然防止を図るため、乳幼児一時預かり事業の利用促進クーポン券を配布すべきと考えるがどうか。
区では、虐待等のリスクが高い家庭にヘルパーを派遣し、見守りをしている。今年度からは、「安心子育て訪問事業」を開始する等、虐待等の未然防止に努める。クーポン券配布も含め、利用促進のための方策を検討する。
子どもが蹴ったサッカーボールが原因で高齢者が死亡した事故で、親の賠償責任を求める裁判が行われた。事故を起こさないためには、広いスペースを確保しなければならない。しかし、新しい場所を確保するのは困難なため、利用していない運動場を開放し、積極的に活用してボール利用可能な場の拡大を図るのはどうか。
これまでも区内にボール遊びが可能な場所を整備してきた。しかし、依然ボール遊びのできる空間が少ない状況にある。今回の提案は、利用可能な場の拡大と施設の有効活用の観点から検討する。
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