更新日:2020年6月17日
あらかわ区議会
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菊地秀信(公明党)
保護者の生い立ちや成育歴によって生まれる虐待発生の要因に対しては、他者を思いやる気持ちを育んでいく必要がある。いじめ防止対策としての心の教育に加え、子どもが大人になり、親になった時のための児童虐待防止対策としても、生徒が命の尊さを感じる誕生学の実施を要望する。
誕生学は、児童生徒が人の誕生や成長、命の尊さを実感すると共に、人間関係等について見直す大変貴重な機会になると認識している。教育委員会は、今後実施に向け、校長会と相談しながら、鋭意検討していく。
荒川区は子育て世代が増加しており、父親の留守が多いと、母親に育児の負担が偏る養育環境のリスク要因が心配される。母親を孤立させないため、父親の育児参加率向上に向け、父親のための育児セミナーの開催を求めるが、区の見解を問う。
区は、両親学級や父親も一緒に参加できる母親学級を実施している。また、「あらかわパパスクール」等を実施しており、今後も自主的な地域の子育て活動へと繋げる取り組みを行っていく。更に、保健師等による支援、ヘルパーやボランティアの派遣を行い、育児中の孤立感等の解消に努める。
あらかわ遊園は、区の子育て支援施設としてだけではなく、尾久地域のにぎわい創出の重要な拠点となっている。地域の活性化を図るためには、子育て世代からシニア層にも喜ばれる新たなイベントを開催するべきと考えるが、区の見解を問う。
あらかわ遊園周辺のにぎわい創出のためには、水辺の環境を上手に活用したイベントの実施が効果的だと考える。隅田川沿いテラスを活用した新たなイベントを実施する予定である。その際、特別区全国連携プロジェクトとの連携を検討する。
尾久八幡中学校から尾久の原公園までの間は、現在、川を眺めながら移動することができない。より多くの区民が水辺を訪れるよう、宮前公園から尾久の原公園に至る親水テラスをスーパー堤防に先行して整備するべきと考えるがどうか。
前公園から尾久の原公園に至る区間について、スーパー堤防整備に時間を要する箇所はテラス整備を先行するよう都に要請する。
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